「田中さん、まごころデイサービス(仮名)の鈴木さん(仮名)から電話がありましたよ。」
訪問から帰って来るなり、同僚の山本くん(仮名)が話しかけてきた。
私はダウンを脱いで、冷たくなった手をこすりながら話を聞いた。
「まごころの鈴木さん?何の用事だろう…」
鈴木さんは、まごころデイサービスのお偉いさん。2年前から管理責任者になっている人だ。
デイサービスに替わられる前は、まごころケアプランセンター(仮名)のケアマネをしていた。時々、仕事や研修会で顔を合わせていた。
メッチャ明るい、元気なおばさんだ。
話をするのは1年ぶりくらいになるだろうか。
急いでいるようだった、とのことで、カバンを置くが早いか、さっそく電話をした。
しかし、留守だった。
「電話待ってます、とお伝えください。」と伝言を頼み、我慢していたトイレに行った。
(冬は寒いんだよなあ。近くなるなあ。)
1時間は我慢していた用を足している最中に、扉の向こうから電話の鳴る音が…。
(うわっ、鈴木さんか。)
ゆっくり用を足している暇もないまま、私を呼ぶ山本くんに返事をした。
「はいはい、ごめんね。」
「もしもし。」
「あっら~、ひさしぶりだわね。何しとる、元気い?」
受話器の狭い穴から飛び出してきそうな鈴木さんの声。
太陽を3つくらい背中にしょってるような明るさ。
三好春樹先生によると、こういう人は「便所の100ワット」だ。
(注;「便所の100ワット」=ムダに明るい、という意)
「あんた、すごいわねえ。また有名人になっちゃってえ。」
「???…え?」
「あんた、知らんかあ。農協には関係ないか?」
「ええ、うちは公務員の子ですけ。」
「あら、なんちゃなあ。それかいな」
(注;「あら、なんてことだ。そうですか」の意)
「あんた、またあ。男前が家中に貼られるでえ。」
「だから、なんですか?なんです?」
「あっちゃ~。なら、教えてあげるわ。カレンダーになっとるで。」
!!!
「あれが!?」
(注;私のプロフィール画像をご覧ください。)
「だ~で、だ~で。またあんたは、ええことしてもらってえ。」
(注;「だ~で、だ~で」=そうだよ、そうだよ、の意)
「じゃあ、また。頑張んないよ」
「あ?え!?それだけ…」
ガチャン!ツーツーツー…。
というわけで、地元農協の2011年カレンダーに、みなさんご存じの「ケアマネ職人【田中大造】」が掲載されました。(私に無許可で(笑))
この写真は、宇宙飛行士の若田さんの講演会
に行っていた写真です。
農協主催で行われた講演会でした。
農協の広報誌、表紙を飾ったのですが、今度は皆さんの茶の間に1ヵ月間飾られることになりました。
(その後は捨てられます(笑))
ますますメディアに取り上げられる(!?)ケアマネ職人【田中大造】。
2012年は1~12月まで、「オール田中大造カレンダー」でも、出しちゃおっかな?(笑)
えっ、いらない?
