週末はとても良い天気だったので、山のほうへドライブに行きました。
そこでは昔の職場の先輩に会うことができました。
障害のある人たちの職業支援をしていた頃の先輩です。
そこではハーブを作る仕事
を障害のある人たちの仕事にしようとしていたのですが、その中心人物だった人です。
その人は福祉職には数少ない、“商売人”のニオイがプンプンする人でした^^;
私の偏見でしょうか。福祉職の人ってどちらかというと採算度外視、ボランティア精神、みたいな人が多いように思います。
私は商売をしたことがなく、そんな人に憧れることもあります。
でも、批判的な目を向ける福祉職も多いような気がします。
そういうことがあったかどうか知りませんが、その先輩も今はその施設を辞めて、会社を興しました。
何をしているか、というと、【豆腐屋】です。
山のきれいな水、地元で採れる大豆。安全・安心で、もちろんおいしい。
豆腐屋を始めて数年ですが、評判を呼んで大人気なのです。
飛び回っているという噂を聞いたので、会えないことを覚悟で店へ行き、店員さんに自己紹介をしたところ、「居ますから、会われますか?」と言われました。
数分後、先輩はやって来ました。
「お~~、元気か?どうしとる?」
まくし立てる、あの独特なしゃべり方は、昔の先輩そのものでした。
「まだ、続いとるか?たしか、○○に勤めとったやろう?」と、質問しているふりをして、自分のことをどんどんしゃべります^^;
さすが、商売人(笑)
将来の「豆腐屋」の展望を聞きました。
「今は、過疎でどこも大変やろ。年寄りは足がない。買い物にも行けん。でも、店を出したらあかん。行商せないけんのじゃ。」。
過疎地域は高齢化が進んで、免許の更新も諦めた年寄りが多い。そんなところは買い物に困る。だから、売りに行くんだ、と。
「初めは物を欲しがる。人は物を買うんじゃ。でも、それがだんだんと人と人とのつながりになる。“あの人が売るもんじゃけ、買うわ”って、なるんよ。それが大切だぞ、“たいぞう”くん。」
「いや、“だいぞう”なんですけど。昔からそうでしたね(笑)」
しかし深いなあ、と思いました。
商売だろうが、やっぱり人を相手にするには違いない。
だから、その人のことを考えることが大切なんだと。
福祉の仕事は“人”相手の仕事と言うけど、どんな仕事でも人を相手にしているし、その人のためを思って仕事することが喜ばれることにつながるんだ…と。
振り返って、「自分はどれだけ利用者のことを思っているだろうか」と考えさせられながら、家路につきました。
先輩に負けないぞ!

