昨日は、「排せつのアセスメント」ということで、ちらっとだけお話しさせていただきましたが、今日は、過去に受けた研修から、参考になりそうな排尿のアセスメント、排尿のケアについてお話ししましょう。


講師は船津良夫氏。所属はユニ・チャームの研究所の社員さんでした。


排せつに問題がある、というのは、日常生活を送るのに、また社会参加するのに、大きく影響を与えるものです。“トイレが近い”と言って、外出できなくなる人もいます。


排尿に失敗する理由は3つに分けられるといいます。

運動機能の問題…トイレに行けない、トイレに座れない

内臓の問題…膀胱障害(頻尿など)

認知機能…すばり、尿意があるか、ないか


このいずれかに該当する、ということで、どこに問題があるかによって、ケアプラン(=ケアの内容)が変わってくるわけです。


については、物理的に環境を変える(ポータブルトイレを置く、など)か、排せつに関わる運動機能の改善を目指す(歩く、衣類の上げ下げ、しゃがむ、拭き取るなど)ことを目指しますね。

②については、受診が必要です。薬を使うなどして治療するわけです。しかし、船津さんのお話では2%の人しか受診しないらしいです。

「歳を取るとトイレが近くなるのは仕方がない」「頻尿は精神的なものだろう」などと諦めて、膀胱炎を見逃したりすることもありますから、注意が必要ですね。


これがやっかいです。これ、なかなか難しい問題です。「おむつをしている人でも自立できる!」というお話も講演会などではよく聞きますが、“いやあ、とてもとても…”と、諦めてしまう場合も多いと思います。

実は私も、排せつが自立したケースというのをほとんど経験したことがありません。

お恥ずかしいことに…。


ただ、大切なヒントをもらいました。



それは「排尿自覚刺激行動療法」というものだそうです。言葉は難しいですが、実はそんなに難しいものではありません。“ほめる”ということです。


トイレでの排尿を目指しますよね。トイレまでお連れして、出ていなかったら「すごいですね、出ていませんよ」と言って、褒める。反対に、出てしまっていたら、“何も言わない”。プライドを傷つけない、ということでしょうか。


最近の研究では快刺激によって脳細胞がよみがえる、ということが言われていますね。片麻痺の方へのリハビリでも、終わったあとで褒めると改善率が高いと言われています。


認知症の人についても”認知力が上がった”、”穏やかになった”などの報告があります。

“褒める”というのは、ひとつのキーワードですね。そして、プライドは傷つけない。”不快にさせない”ということです。



もし、成功したら報告してくださいね。ブログのネタにしますから(笑)




良い報告をお待ちしております^^v

   ↓↓↓
正しいケアマネの歩き方  ~ケアマネタマゴが贈るケアマネ道!~-ブログランキング