昭和30年(1955)頃、日本の経済成長率は年10%を超える好景気だったそうです。まさしく高度経済成長の時代です。


昭和39年(1964)、アジアで初めてのオリンピック、東京オリンピックが開催されることに伴い、高速道路、東海道新幹線の整備など、日本は大きく変わっていきます。



日本は第2次世界大戦の敗戦をバネに、欧米諸国に追いつき・追い越せで、経済はもとより、「福祉国家」の目標を掲げて、さらに社会保障の整備を行います。



その頃は国民の生活水準も上がっていましたから、貧困を助ける(救貧(きゅうひん))の考えにプラスして、貧困になるのを防ぐ(防貧(ぼうひん))という考え方を取り入れる政策をとっていきます。


防貧対策の主となるものが、社会保障制度の中の「社会保険」です。



昭和30年代に国民健康保険法や国民年金法が制定され、昭和36年(1961)に「国民皆保険・皆年金」の体制が確立されます。これで、全ての国民が医療保険と年金保険に加入することになり、病気になっても医療保険が、高齢になって働けなくなっても年金保険がその人の健康や所得を守ってくれることになったのです。



国民全員がこれらの保険の恩恵を受けられるように、いろいろな条件に対応していきました。その結果とても複雑な制度になってしまい、混乱の元になっていることは否めません(汗


が、アメリカのように公的な保険に入れない人たちがたくさんいる国と、わが国を比べると…どっちがいいですか?^^




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