今日は、退院される多田さん(仮名)の退院前の自宅訪問をしました。
多田さんは御年90歳。背が高くてすらっとした体型。“若い頃はモテてなあ”と現役時代の武勇伝を聞かされたりします。
そんな多田さんも寄る年波には勝てず、3週間ほど入院しました。ところが、入院中に昔から弱かった足がますます弱くなり、杖が手放せなくなりました。さらに、家にてすりをつけなくてはいけなくなりました。
“さて、どこへつけようか?”ということを決めるための、退院前の訪問なのです。
多田さんと病院の理学療法士(PT)さんとケアマネジャーの私、3人で自宅にお邪魔しました。
自宅には、電話で頼んでいた建築業者さんがすでに着いていて、奥さんと話をしていました。
多田さんはゆっくり車を降り、ゆっくりゆっくり玄関まで歩き、ゆっくりゆっくりゆっくりと家に上がりました。本当にゆっくりでした。
「玄関から上がるときバランスを崩しそうなので、手すりがいりますね。」とPTさんが言います。それを聞いて、業者さんがささっと図面を書いていきます。
段取りをしておけば後は楽勝ですね^^
「一本杖で歩く練習をしてこられましたから、もう片方の手で手すりを掴まりながら歩いたら安全でしょう。」
「じゃあ、多田さん。ここにこういう手すりをつけますから。奥さん、そういうことで良いですか?」
多田さんも奥さんも「はい、分かりました。」と了解して下さいました。
さあ、あとは役場に改修の申請書を出して、工事にかかるだけです。
と思ったら、次の日、奥さんから電話がありました。
「あのお、手すりの場所ですけど、あそこは良くないって、主人が言うもので…。」
わあ~、初めからやり直しだよ(泣)
ご主人に居てもらわなかった私の段取り不足でした(汗
段取り9割^^v