昔、私は障害者の施設に勤務していたことがあります。

身内にも障害のある兄がいます。



ですから、介護の問題と同じくらい、いや、それ以上に障害の問題にも関心があります。


ま、普段から眉間にしわを寄せてそんな事を考えているわけではないのですが。


ですから、NHK教育で月一やっている「バリバラ」という番組も、何げなくチャンネルが合っていたので、見ていただけでした。



これには衝撃を受けました。



「バリバラ」とは、「きらっと生きる」という福祉系の番組の中の番組で、月1回、最終週の金曜日に放送されています。



「バリバラ」ってすごいんです。



どんな番組かというと、例えば「達人ヘルパーへの道」のコーナー。

重度の言語障害のある女性がしゃべった言葉を当てるクイズです。「+¥!&$%#…%&$」ってしゃべりますが、達人ヘルパーを目指す回答者の3人は「…………」。


司会者に「それ、わかりませんやん」と突っ込まれて、言語障害の女性は笑い転げるのです。


例えば「脳性麻痺の青年が魚釣りに挑戦」というコーナー。

その人はその障害のために右手の不随運動があります。ふだんは胸元にある右手が、何かの拍子で突然、“グンッ!!”って上に挙がるんです。その動きを利用して、魚がヒットしたら不随運動を起こして釣り上げるという、なんともバカバカしい企画…(笑)


でも私、この放送を見てドキッとしたんですね。「障害を笑いにするなんて苦情が来ないんだろうか…」と思って。



でも、すぐに思い直したんです。

私、「障害者を扱う番組って、笑っちゃダメだ、真面目に見なきゃ」って、心の底で思っていたんです。“こういう見方をしないといけない”って、自分で縛りをかけているんですね。

でも、実はそれが障害のある人を差別している意識なんだ、ということに気づいたんです。



どんな人が出演している番組でも面白ければ笑うし、悲しければ泣くし、腹が立てば怒るんです。「障害者が出ているから笑っちゃダメだ」「障害を扱う番組だから真面目な番組なんだ」は、障害のある人を特別視しているだけのことなんです、きっと。



障害のある部分を馬鹿にしたり、あざけったり、ののしったりして、障害のある人を傷つけることは、もってのほかだと思うんです。



でも、障害のある人自身が障害のあることを利用することは何の問題もないと思いました。だって、それでTVに出られて、笑いがとれて、身の回りでもきっと「TVに出てたね」って、話題のネタにもなっているはずです。なにしろ、本人自身が楽しくやっているわけだから。



とまあ、そんなことを考えさせてくれたTV、「バリバラ」。第5回目の放送は明日の12:00から再放送をします。



興味のある人は実際に見てみてください。私の意見に同意してくださる人もいれば、やっぱ許されん、と思う人もいると思います。

でも、そうやって障害のことで開けた議論をするのは良いことじゃないですか?

気になる方は明日の昼、NHK教育をチェケラ!^^




>>>”バリバラ”ホームページへ。




第5回はちょっとマイルドに…。

う~ん。


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