(これは「日本ホスピス・在宅ケア研究会」のセミナーに参加したときの感想です。)

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第5回はこちら。

川島先生のご主人は数年前に亡くなったそうです。最後は舌がんでした。でも、最後まで口から食べることを諦めませんでした。亡くなったご主人も川島先生を長く連れ添われたわけですから、そのこだわりはご主人のこだわりでもありました。

しかし、関わる看護師さんたちは「食べるのにこんなに時間がかかって、どうして胃ろう・経管栄養にしないんですか?」と口々に言われたそうです。先生は、そのような今の看護の現状を嘆かれたそうです。

ところで、人間がいよいよターミナル期になり口から食べることが難しくなったとき、口以外から栄養を摂取する方法を考えますよね。具体的には鼻腔からや胃ろう、腸ろう、IVHなどの方法がありますよね。

ではでは次に、そのようにして体の中に入った栄養は、弱った人間の体の中に入っていくでしょうか?つまり、体が受けつけるでしょうか?ということですが…。

川島先生は、辰巳芳子先生を師事されていました。辰巳先生は料理研究家です。その辰巳先生が川島先生の後に「命のスープ」というタイトルでご講演されました。

辰巳先生の講演は直接聞いていないので伝聞なんですが、体が弱り、口から食べられなくなったとき、体の細胞は高カロリーのものを受け付けられないのではないか、ということをおっしゃったそうです。弱った体に元気な人と同じような栄養が吸収できないのではないか、ということなんですね。

果たしてどうなんでしょう…。

では、辰巳先生がTVに出演されたのがYouTubeにあったので載せておきます。とってもおいしそうなスープですね^^
(この動画のパート2には、病院でスープを作ったところが紹介されています。)




また、辰巳先生のスープのレシピを参考にした(と思われる)のもありましたので、ご興味のある人はどうぞ。




さっそく包丁を研いでやってみますか^^

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