さてここから、「日本の介護を日本化する」シリーズを書いていきます。

というか、仕事をするときに日本の特長を考えながらやってみましょう、

ということです。



系統立てて書いていくことが苦手なので、

思いつくままに書いていきたいと思います。

そのひとつめは「家族」です。



「家族」というのは日本だけのものではなく、

もちろん外国人にも家族はありますが、

日本と外国の家族観は違うようです。

これは比較的みなさんご存じですよね?


さて、昔ほどではありませんが、

日本の家族は2世代3世代同居というのが、

欧米に比べるとその率はまだまだ高いことが分かります。

グラフ参照


そのことから考えられることは、

日本の個人は「家族の中の一構成員」ということです。

一方欧米では、結婚して子供を育てた後、

子供たちは別々に住むことが多く、

老後は配偶者あるいは1人で暮らすことが多い、

ということです。


「家族」を”助け合う社会の最小単位”と考えると、

家族の誰かが生活できなくなれば、

助けてやる人が必要になってきます。

その役割を担う人が、子や子の配偶者である場合、

軋轢が大きくなる場合があります。

また、利用者本人の配偶者が介護役割を担う場合、

老老介護の問題になって、

いずれにしても、デリケートな問題に

発展していくことも少なくありません。


日本では、施設入所になる方の多くの場合、

家族が「自宅では介護できない」という理由を言われます。

反対に言えば、家族が在宅で介護を続けようと思う限り、

在宅生活を送り続けることができる、

そういう傾向が多いような印象があります。


本人にしてみても「施設には入りたくないけど、

家族の世話になるなら施設に入ったほうがまだマシ」と、

「家族のためを思って…」という人もおられました。


つまり、本人が在宅生活を維持するか施設入所になるか、

というのは、日本では同居する家族の影響を強く受ける、

ということで間違いなさそうです。


だから、在宅生活を継続するためには、

家族の介護負担というものをよほど

考えないといけないと思うんですよね。


家族の影響を受けないためには、

本人ができるだけ自分のことは自分でする(自立する)か、

介護を家族の肩代わりで行うか、ということになります。


ただ、誤解のないように断っておきますが、

私が思うに、介護役割を担うことはできますが、

家族関係については家族の替わりにはなれない、と考えます。


この辺については賛否両論あるかもしれませんね。

別に「家族が一番!」と思っているわけでもないんです。

いろいろな家族がありますからね。

利用者さんの子供になることはできない、

というごく当たり前のことです。


別な言い方をすると、介護するにあたって

「そういう気持ちで行わなければならない」と考えることもない、

ということです。


もちろん「家族のように介護したい」という気持ちを

否定するわけでもありませんよ。



日本で介護するにあたっては、

「家族」のことを意識して行うことが大切ですね。

このことは欧米の感覚とは違うように思うのですが、

いかがでしょうか?





私、純日本人なので^^v

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