血液が酸素を運ぶ仕組みを学びましょう。
酸素は血液によって体の隅々まで運ばれる、ということでした。
でも、単に血液の中に入っているということではなく、
赤血球に取り込まれて運ばれます。
赤血球は男性で500万個、女性で450万個、
体中に入っているそうです。
赤血球の中にはヘモグロビンというタンパク質が
ぎっしりと詰め込まれています。
ヘモグロビンは血液の赤い色の基です。
そのヘモグロビンが酸素と結合することで
酸素は血液の中に留まることができるのです。
ヘモグロビンをもう少し細かくみると、
4つのタンパク質;グロビンと呼ばれるものがあり、
それぞれヘムと呼ばれるものが入っています。
このヘムは鉄分を含んでおり、その鉄分が酸素に結合しやすくなっています。
ですから体内の鉄分が減ってしまうとヘモグロビンが作られないので、
赤血球の数も減って酸素を運ぶ量も少なくなってきます。
これを鉄欠乏性貧血といいます。
ヘモグロビンが酸素と結合すると鮮やかな赤色になります。
これの血液を動脈血といい、
反対に酸素を結合していないヘモグロビンは暗赤色となり、
この血液を静脈血と呼びます。
ヘモグロビンはその周りにある酸素濃度を関知して
酸素を放したり取り込んだりします。
肺の中は常に酸素の濃度が高いので、酸素を取込み、
末梢に行くと酸素は消費されて濃度が低くなっているので酸素を放します。
指先に挟んで酸素飽和濃度(SpO2)を測りますが、
あれはヘモグロビンの何%が酸素と結合しているか、
ということを調べるんですね。
正常値は93~96%程度だそうです。
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