さっそくアンテナに引っかかったことを記事にします^^
(アンテナって何?という方は、昨日の記事
をどうぞ。)
コミュニケーション能力について、です。
介護の仕事に限らず、最近いろんな場所で
コミュニケーションの必要性が叫ばれています。
友達とコミュニケーションをとれない子供たち、とかね。
そして、コミュニケーション技術を紹介したり研修なども
たくさん行われていますね。
そこにつねづね疑問を持っていました。
「コミュニケーションは学べるものなのか?」?
確かに「相手を共感しようね」とか、
「コミュニケーションは一方通行ではないんだよ」とか、
「非言語コミュニケーションが大切だよ」とか、
そういうことを知ってて損ではないけど、
それでコミュニケーションが上手になるとか、
そういうこととは違うと思うんですよね。
そんなことをよく考えるんですが、
今日の新聞記事が目に止まりました。
書いた人は劇団の主宰。
超ローカルな人なので名前は挙げませんが。
まあ、コミュニケーションを体系的に学んだ人ではないと思います。
しかし、得てしてそういう人が物事の本質を突いたりしますね。
ちと、横道にそれました^^
その方に言わせると、コミュニケーションは、
「その人がどれだけ相手に伝えたいものがあるか」なんですって。
そういう熱っぽいものがコミュニケーションには必要なのだ、ということ。
ただし、この方は伝える側から見たコミュニケーションしか
述べておられませんでしたが。
まあ、コミュニケーションは双方向ですから
受け取る側の態度も考えないといけませんので、
ここでは私の考えを述べますが、
受け取る側は「どれだけその人に関心が持てるか」ということが
大切なんじゃないかと思いましたね。
「その人がどれだけ相手に伝えたいものがあるか」
「どれだけその人に関心が持てるか」
というのは技術論ではなくて精神論みたいなものなんですけど、
コミュニケーションの大前提だと思うんですよ。
ひとことで言うと“熱”かな。
「コミュニケーションをとりたいと思う熱っぽい気持ち」が大切ではないかと。
そう考えると、これらは座学で教えられるものではないな、と。
それとも、そんなこと当たり前すぎて
取り上げるほどのことでもない???
技術論はいらない、とは言わないんですよ。
でも、それ抜きで技術論ばかり並べ立てる研修などは
少し疑っておく必要はあるかな、と思いました。
「非言語コミュニケーションとはなんぞや?」
という方には、今度解説を^^