「仕分け人 妻に比べりゃ まだ甘い」
今日は毎年恒例「サラリーマン川柳」 の発表の日でした。
上の句が今年の第一位でした。
いやあ、身に染みるぅ…。
(前回はこちら 。)
さて、「できそこないの男たち」、の最終回です。
私はこの本を読んで、男と女の疑問?みたいなものが
少しだけ分かったような気がしました。
「分かった」というと、おこがましいので「少し納得できた」というか。
異性の心理はなかなか分からないものですよね。
永遠のテーマみたいなものです。
「どうしてそんなことを…」と憤ることも若かりし頃はちょくちょくありました。
でも、生物学的に見ると、ちょっとだけ納得できて「まあ、そういうことだから…」
と自分に言い聞かせることができるような気がします。悟った、というか。
今日は、自分が納得した部分をちょっとだけ披露したいと思います。
もちろん、私の考えに違和感のある人もあるともちろんおられると思います。
また置かれている境遇や環境によって、当てはまらないケースもあると思います。
そう感じられた方はごめんなさい。
「女性はなぜ長生きするか?」。
これは、子孫を残す役目を果たすのが女性だからでしょう。
女性は性の基本仕様。男性はそれのできそこない。
種を残すためには、より生命力が強くなければいけない、ということでしょうか。
「女性は子供を産むと、なぜ強くなるか?」。
これは、女性が子孫を残すことができたから、ということがいえるかもしれませんね。
福岡氏から著書を引用しましたが、性が分かれている私たちヒトは、
子孫を残すためにアリマキのような、性の分かれていない生物にとっては
途方にくれるような苦労が待っています。それが子孫を残したことによって、
その苦労をする必要性が無くなる。よって、強くなったように感じる、
ということでしょうか。
「男性はなぜ浮気しやすいのか?」。
これも、男性性の特長である、と考えることができそうです。
「男性は遺伝子を混ぜ合わせるために生まれてきている」と解釈すれば、
その役目を果たすべく、男性はいろいろな女性と交わる必要が生じます、
アリマキのオスのように。でも世の男性諸君、こんな浮気の言い訳をしても、
許されることは限りなく少ないでしょうね^^;
では、「なぜ現代社会は男性社会といわれるのか?」。
ヒトが子共を一人前にさせるためには、膨大な時間と費用がかかります。
例えば、食べ物。これがないと、生物は全て死んでしまいます。
その昔から、これを調達するには男性が有利だったのです。
狩猟でも、農耕でも、力の強い者が、より高い生産性を誇ることができました。
力の強い者=男性。女性は子孫を無事に育てるために男性の力を利用しました。
そうすることが子孫を残すための一番の近道だったのでしょう。
ただ、現代は昔のように単純な力に頼る労働は少なくなってきています。
体力が無くても、高い生産性を持つことができる。例えば、IT労働とか。
だから女性の社会進出が促進され、労働により賃金を獲得することができ、
食べることができる。それで種の保存が可能になるわけです。
「結婚はしなくても子供は欲しい」。
そう主張する女性にしばしば出会うのも納得できるようになりました。
女性にとって、男性は必要のない存在になってきている!?
それをうすうす感じている濡れ落ち葉の男性は、
女性に愛想を尽かされないようにしがみつくだけです。
私たち男性は、女性の本能においては必要なくなっているのですから。
あとは、高等動物であるヒトの感情に訴えかけるしかないのかもしれません。
男性の皆さん、とりあえず、
「アリマキでなくてよかった~~!」と、
叫んどきましょっか?(笑)
あとは努力しだい( ´艸`)