「ハダカよ!、向こうはみんなハダカなのよ!!

          こういう日は。パーッとね。」



突然の書き出しで、「なにごとか!」と思った方も

いらしゃるんじゃないでしょうか。

今朝、朝礼で工藤上司(仮名;女性;看護師)が言ったひと言です。

別に逆セクハラを受けている訳じゃないんですよ(;^_^A





毎日、晴天が続いていますね。まさに五月晴れ、です。

こんな天気は気分も高揚します、日に日に暖かくなるし。



この良い天候続きに心を動かされてか、

工藤上司は思い出すように話し始めました。

「北欧の人たちはね、こんな天気の時はみんなパーッと服を脱いで、

ハダカになるのよ。こうしてサングラスをしてね、日光浴ね。」。

工藤上司は、両手でサングラスをするような格好をしながらそういいました。



工藤上司は認知症の研修で何度か北欧視察にいったそうです。

北欧のスウェーデンです。スウェーデンといえば、高福祉・高負担の国。

認知症グループホームも発祥は他国だったと記憶していますが、

有名なのはスウェーデンですね。

北欧は太陽の光が弱いからか、また日照時間も短くて、

午後3時半頃になると暗くなり始めて、5時頃には店も閉まってしまうとか。



「私たちが楽しみにしている買い物もできないのよ、

視察が終わるのが5時だし。」と、少し残念そうでした。



北欧にとっては、太陽というものはとても大切なものなんでしょうね。

太陽が照っている時を狙って、いっせいに日光浴をする。

日の当たる貴重な時間をムダにしたくない、という文化なんでしょうか。

思えば、日本でも太陽にまつわる神話がありました。

天照大神が天の岩戸に籠もって世界が真っ暗になってしまう。

他の神たちが天照大神を何とか岩戸から出させようと

岩戸の前で楽しそうに宴会を始めた…、なんてお話でしたっけ。

その昔から太陽というものは、本当に人間にとって大切なものだったんでしょうね。



私も以前セロトニンの話 の時に日光浴の効用 を紹介しました。有田秀穂先生曰く、

「セロトニン神経が活発化するために日光に当たると良い。」

またセロトニンは睡眠に必要なメラトニンを生成するということも言われました。

昼間太陽の下で活動すると夜ぐっすり眠れるのは、

ただ活動して疲れるということだけじゃなくて、

そういうことも作用しているかもしれませんね。

健康で過ごすためには、日光浴はしなくていけませんね。

デイサービスでも建物に留まっているだけじゃなくて、

どんどん外へ出て日光浴をしましょう。

「春は紫外線がきついから」なんて言ってないで。

今はUV化粧品もあるし。紫外線カットすればいいんですよ^^





「ほら、田中くん。しゃべってないで、

       ハダカになって、ハダカに!」





えっ…!?工藤上司(゜д゜;)

別に、今ここで脱がなくても…(T▽T;)







オチは私の創作です、

工藤上司の名誉のために^^;

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