今日は予定したことが全くできなかった1日でした。

今日は、ケアマネの仕事を離れて、

新人さん研修用の資料を作る予定だったのですが…。




朝、朝礼の時に電話がかかってきました。



「昨日からおばあさんが寝てなくて困っているんです。

ちょっと来てもらえませんか?」



こうなると、もう予定は立たなくなりますね。



とりあえず、予定はそっちのけでお宅訪問です。



98歳のおばあさん。

金曜日の夜に軟便がダラダラと続き、眠りが浅くなったと思ったら、

次の日は1日中睡眠。

そして、日曜日の朝から今朝まで起きっぱなし。

日曜日の夜は幻覚が見えてベッドから下りようとしたり、

くうを掴むような動作をしたり、と、

介護者も一晩中お付き合いだったそうです。



その間、ご飯もお茶も口にすることがなかったそうなのです。

私が行ったときは少し落ち着いておられたので、

水分を摂ってもらったりして昼まで。

結局、午後から診察に行くことになりました。



やれやれと思って、事務所に帰ってみると、メモの山。



役場からの電話が2件と、施設から来た電話が2件。



施設からの電話は、ショートステイ予定の家族が

その施設に直接連絡を取って、

「準備するもんは何がありますかな?」というもの。



あ~~~、まだ、しばらく先だと思ってたから、

その人の資料を作ってなかったあ~~~。

と、慌てて、資料を作りました。



そして、もうひとつのメモは事業所の都合で

デイサービスを変更せざるを得なくなったおばあさんが

「私は、もうデイサービスに行かん」とぐずるので、

困った娘さんがデイサービスに連絡してきた、という相談。



あら~~~、あの時は納得してたのにぃ~~~。


おばあさんは、昔からデイサービスの二股をかけていて、

それが一カ所になるだけなので、てっきり大丈夫だと思ったところが、

そうはうまくいきませんでした。



急遽、昼イチでデイサービスの人と家を訪問です。



「あ~~、田中さんか。よう来てくださった。」

「あっちのデイサービスにもよく知っとる人がおるけ、

行きたくない訳じゃないだよ…」



「なら、行けばええが」と、娘さんが口を挟みます。



沈黙するおばあさん。



おばあさんお気に入りのデイサービスの担当者さんが助け船を出して、

少しだけ笑顔になったおばあさん。

気を取り直して、もうひとつのデイサービスに行くことになりました。



そして、その足で今度はショートステイ予定の事業所へ。

「すんまへん、すんまへん」と、営業スマイルでごまかしながら、今度は病院に。

寝ないおばあさんの診察に付き添ったのでありました。



というわけで、予定していた研修資料を作らずに今に至っているのです。

もうひと仕事、すっかなあ。




ブログも書いたことだし^^

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