さて、以前に伊藤さんの研修会 を基に社会保障のことを書いていましたが、
今回は「自立支援」というものを考察しながら、社会保障をみていきたいと思います。
ずいぶん間が空いちゃってしまいましたが、
「どんな記事にしようかな」って、ず~~っと、構想を練っていたんです。
でも未だに迷っています^^;
まあ「こんな考えの人間もいるんだ」って、いう程度に読んでいただけたら、
本望ですm(_ _ )m
さて…。
「自立支援」とは最近よく使われる言葉、というのが、
この前紹介した著書
で言われています。ちょっとだけ、紹介しますと…。
「自立支援」という言葉は、介護保険制度や障害者自立支援制度などの創設目的の一つとして、最近よく使われるようになってきました。現代社会は、個々人が自らの生活を自らの責任で営むという自立した生活を送ることが基本です。しかし、疾病や企業の倒産、現役から引退する高齢期など、自分の努力だけでは問題を解決できず、自立した生活を維持できなくなる場合が生じてきます。(中略)社会保障は、こうした場合に社会保険制度や社会福祉制度を通じて金銭やサービスの提供を受けることにより、自らの意思に基づき、自分の責任と判断により行動できるようにすること、すなわち自立を支援することを目的としています。(『新・介護福祉士養成講座2 社会と制度の理解』中央法規出版)
私が思うに、「自立支援」という言葉は、最近もてはやされてはいますが、新しい言葉ではないと理解しています。例えば、医療保険では「病気を治す」。雇用保険では「職業紹介、職業訓練」。生活保護では「仕事に就きましょう」。これらのことは、すべて「自立支援」でくくっても良いと思います。
古くから「病気を治す」ということは取り組まれていますね。そうして医学は発展してきました。昔では手に負えなかった病気も治すことができるようになっています。そして、病気療養が必要な方でも病気が治ることによって、社会復帰できるようになります。この流れが「社会保障(医療保険)のお世話になっていたけど、病気が治ったので社会保障が必要なくなり、再び社会生活を送ることができるようになった。」つまり、「自立」への「支援」ができた、というわけです。
つけ加えて言うと、先進的な医療機器や治療技術などによって、より早く治癒に向かおうということも起こっています。これは「社会保障の効率化」と言えるかもしれません。少し強引かもしれませんが、「自立支援」は「社会保障の効率化」に貢献するのだと思っています。
さて、ここまでで「社会保障と自立支援」をまとめてみようと思います。
「社会保障」は困っている人を助ける制度ですが、
今後社会保障を必要とする人が増えていくことが予想され、
「効率化できるものは効率化しよう」という流れが出てきています。
その方法のひとつが「自立支援」。
社会保障で助けてもらわなくても自分で頑張っていくことができるようにしましょう、
ということです。
私のブログに似つかわしくない小難しいことばかり書いて恐縮です。
実は、こうやって頭を使う記事を書くのは疲れますし、
できれば避けたいところなんですが、伊藤さんの研修で刺激を受けたので、
こうして長々と書いているわけです。ふ~っ…。
さて、このテーマの着地点を決めておいたほうが分かりやすいと思うので、
私の主張を始めに…。
私はこの記事を通して「自立支援」の問題点を挙げようと考えています。
伊藤さんの事業所はそういう価値観を重要視していない、と思うからです。
「全くない」というと怒られちゃうかもしれないので、
「価値観は他にある」というのが伊藤さんの事業所の姿勢ではないかと思います。
ただ、私は「自立支援」を目指すことは悪いことではない、とも思っています。
むしろその分野が発展するためにはとても大切なことだと考えます。
ですから、誤解のないように、問題点を挙げる前に、
まず「自立支援の良いところ」を書いていきたいと思います。
(続く 。)
こんな小難しい記事が
あと○回も続きます。
読みながら寝ないでね^^v