なにげなくスポーツニュースを眺めていると、
パラリンピックのニュースをしていました。
パラリンピックというのは皆さんご存じですよね。
今日で閉会ですので、オリンピックとの
メダル数を比較してみました。
オリンピック 金0 銀3 銅2 =計5個
パラリンピック 金2 銀2 銅5 =計8個
日本では、オリンピックの成績より、
パラリンピックの成績のほうが
上回っているんですね。
では国別順位は?
(トータルメダル数で比較)
オリンピック パラリンピック
1 カナダ ロシア
2 ドイツ ドイツ
3 アメリカ カナダ
4 ノルウェー ウクライナ
5 韓国 アメリカ
6 スイス スロバキア
7 中国 オーストリア
8 スウェーデン(中国と同数) 日本
9 オーストリア ベラルーシ
10 オランダ フランス
11 ロシア ノルウェー(フランスと同数)
12 フランス イタリア(フランスと同数)
13 オーストラリア オーストラリア
14 チェコ スペイン
15 ポーランド スイス(スペインと同数)
16 イタリア ニュージーランド
17 ベラルーシ フィンランド(NZと同数)
18 スロバキア 韓国(NZと同数)
19 イギリス チェコ(NZと同数)
20 日本 ポーランド(NZと同数)
日本のパラリンピック日本代表は
オリンピック代表に比べて大健闘ですね。
これはどうでして?でしょうか。
いろいろ考えてみました。
①たまたま今回の選手の力量が高かった = たまたま他国の選手の力量が低かった
②パラリンピックに出場している選手の方が国際経験が豊かで舞台に慣れていた
③障害者スポーツが他国に比べて盛んである = 他国は日本に比べて盛んではない
④国の強化費が他国に比べて高い = 他国では強化費がわずかor強化費がない
まあ、この中で間違っていることもあるでしょうし、
このほかにも理由があるのでしょうが。
何を言いたいのか、というと、オリンピック・パラリンピックのような
スポーツの国際大会って、国力や文化が現れると思うんです。
ここでいう、国力というのは経済力です。
文化というのは、スポーツに親しむ文化、
パラリンピックでいえば、障害者が社会参加しやすい文化、
も加えられるでしょう。
どういうことかというと、
スポーツを楽しむ・強くするにはお金がかかります。
最近、スポーツ大会にスポンサーがつかなくなった、とか、
どこどこ銀行のスポーツ部が廃部になった、など、
不景気にまつわるこれらのニュースを聞くと、
つくづく、スポーツにはお金がかかるのだ、
と思うのです。
とくにウィンタースポーツは、サッカーなどと違って
お金がかかるスポーツが多いです。
寒い地域ではウィンタースポーツが盛ん、
という地理的条件も大いにありますが、
その昔は欧米に強い傾向がありました。
フィギュアスケートなどは、今でこそ、
キム・ヨナ、浅田真央などアジア勢力が
強くなりましたが、つい最近まで
欧米にはかなわない歴史が長く続いていました。
スポーツを楽しむ・強くするには
経済的余裕が必要なのだと思います。
これが特に障害者スポーツになると、
その傾向は顕著だと思います。
障害者スポーツにお金をかけられる個人なり、国なりは、
やはり経済的に豊かであることが条件。
つまり、お金がかけられる国力および文化であることが
必要なのだと思います。
長くなるので、続きは夕方に^^v
(続く 。)
良かったら、続きも読んでくださいm(_ _ )m