肝臓ではアミノ酸を合成してアルブミン(ALB)を作ると書きましたが、
では、アルブミンはどんな働きをするのでしょうか。
アルブミンは主に血液の中を流れていて、
アミノ酸や脂肪酸、薬物、ホルモンなどを
体の隅々まで運ぶ働きをしているそうです。
また、体の水分のバランスを保つ働きもしています。
バランスを保つ、とはどういうことでしょうか。
キーワードは「浸透圧」です。
血液中のアルブミンは一定の濃度に保たれています。
アルブミンの量が少ないと水分量、つまり血液が
減ってしまいます。
血液が少なくなると、血管の外に水分として
流れていきます。
つまり臓器などに水が貯まっていくのです。
アルブミンが標準量より少ない状態。
これを低アルブミン血症といいます。
アフリカなどで飢餓状態の子どもたちのお腹が風船のように
ふくらんでいるのを見たことがあると思います。
あれは、お腹に水がたまっているからだそうですね。
タンパク質が少ない→アルブミンを作れない
→血液中のアルブミンの量が減る→血液の量が減る
→臓器に貯まるという仕組みです。
低アルブミン血症になる原因。
さっきも言ったように栄養失調。
アルブミンを作れないという肝臓の病気。
タンパクが漏れてしまう腎臓の病気かもしれません。
アルブミン値が低い、というときは気をつけてください。
何かの病気を持っている可能性がありますからね。
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