ちかご~ろ~、わたしい~た~ちはあ~、いい~かんじい~♪
いやいや、P●●FYに格別な想いは持ってないのですが…。
今日は、栄養素が体の中に入っていくときに
通る道が違っている、という話をしたいと思います。
「生きる」ためには栄養素が必要でしょ。
「道」は栄養素が通っていく道、
…まあ、そういうことです(・・。)ゞ
さて、
小腸によって吸収された栄養素のなかで、単糖類(糖質)とアミノ酸(タンパク質)は門脈という血管を通って肝臓へ行きます。肝臓では栄養素を貯蔵したり、加工したりしています。
糖質のなかのグルコース(ブドウ糖)を材料にしてグリコーゲンにして貯蔵します。そして、血液中に糖が少なくなったときにグリコーゲンをグルコースに戻して血液に流します。この血液に流れるグルコースのことを血糖と言います。あの糖尿病の診断には血糖値を見ますね。でも、糖質は大事なんですよ。体のエネルギーになりますから。多すぎるのが良くない、というだけです。
そして、アミノ酸は肝臓で合成されてアルブミンというものを作ります。アルブミンについては後ほど
。
一方、脂肪はどうなるか、というと、中性脂肪は分解されて小腸に吸収され、中で再び中性脂肪の形となります。でもそのままでは、(水と油だから)血液にはなじまないのでタンパク質と結合して「外側は水になじみ、内側は油になじむ」キロミクロン
という輸送体に封入されます。こうなるとかなり大きな分子なので、血管の壁を通り抜けられないそうです。ではどうするか。
リンパ管を通って静脈に流れ込むそうですよ。リンパ管の壁には血管壁よりも大きな穴が開いているので。
すごい仕組みですね。
ではね。
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