さて、年が明けて、早くも一週間たちましたね。
1月31日には介護福祉士試験があります。
そろそろラストスパートの時期。
受験予定の人は、もう一踏ん張りです。頑張ってくださいね。
ところで、この介護福祉士という資格、私が学生だった頃、約20年前に創設されたものです。今年で22回目の試験だそうです。介護をより専門的に提供するために国家資格として創設されました。
ところで、皆さんのお気持ちの中では、介護福祉士という資格を持っている人は、そうでない人と比べて「介護の専門性を持っているか否か」という視点でみて、違いはありますか?
こんなことを感じたことはありませんか?
10年間この仕事をしている人と、専門学校を卒業したばかりの資格を持った1年生とは、もしかして、前者のほうが良い仕事をしている場合もあるのではないか、と。
資格を持っている人にとってこんな失礼な話はないんですが、実は私も介護福祉士の試験に合格しています。合格したあとの登録をしていないので、介護福祉士を名乗れないんですが。
さて、私自身のことを振り返ってみても、試験は一応合格したものの、「私は、介護福祉士を名乗れるほど介護知識や技術を持っているだろうか。」ということを本当に強く感じています。
「資格を持っている人はそれだけ仕事ができて、資格のない人はそれなりの仕事しかできない」ってことになっているんでしょうか?
…なんてことをお正月の間に考えていました。
ちょっとした豆知識を挟むと、
介護福祉士は「名称独占」という資格です。一方、この業界になじみの深い看護師の資格は「業務独占」といって、資格がないとその業務ができないというものがあります。
例えば、注射なんかそうですよね。あれは看護の資格がないとすることができない。
そのように「資格を持っていないとその業務ができない」というものが介護福祉士にはないのです。だから誰でもできる。資格があってもなくてもできる、というわけです。
そういうことがあるから、「いったい、介護福祉士という資格はなんなんだろう」と昔から疑問に思っていました。そういうことを思ったことがある人はいませんか?
…はい、何人か手が上がりましたね(笑)
じゃあ、続きを書かせていただきますね(笑)
断っておきますが、これは介護福祉士を批判するものではないということをお断りしておきます。そうではなくて、今のうちに介護福祉士を取得しておいた方がいいですよ、という結論になります。だって、私は本当にそう思っているんですから。
(続く
。)
「最後まで読んでくださったら、
分かっていただけるんじゃないかと…」