前回 は3大栄養素のひとつである脂質の働きを書きました。
今回は脂質の構成単位である脂肪酸について書いていきたいと思います。
脂質の一番小さな単位は「脂肪酸」です。
脂肪酸の組み合わせによって、いろいろな脂質の形を作っていきます。
表を作って見ましたので、ご覧ください。
脂肪酸を2つに分けると、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に分かれます。
飽和脂肪酸は肉やバターなどの動物性脂肪。「脂」という字で書くものです。一方、不飽和脂肪酸は「油」です。液体状になりやすいものですね。
不飽和脂肪酸はさらに一価不飽和脂肪酸(n-9)、多価不飽和脂肪酸に分かれます。またさらに多価不飽和脂肪酸は(n-6)(n-3)に分かれます。(n-3)は魚の脂肪酸。「DHA」「EPA」などを多く含むものです。
それぞれの油はコレステロールを上昇させたり、下降させたり一口に脂肪酸といっても働きはいろいろです。
次回は、コレステロールのことについて、もう少し深めていきたいと思います。
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