11月も下旬になり、12月の計画書を作る時期になりました。
12月の計画と言えば、お正月のことが気にかかります。
デイサービスやヘルパーなど、お正月休みがあって、
いつもと違う計画、または家で待機しないといけない
お年寄りもいらっしゃいます。
私のところにも、
「デイサービスが休みの正月の間、ショートステイを頼みたい」
という方がいらっしゃいました。
同じように考えている人も多く、
どこのショートステイもいっぱいです。
やっと、とあるデイサービスの
お泊まり施設が空いているのを見つけました。
時々お世話になっているデイサービスでした。
家族に事情を説明して、
「やれやれ」と思ったそのとき、
そのグループホームの経営者の方から電話がありました。
「正月は職員も休ませたいし、新しい人は断りたいんだけどなあ。」
と言われました。
せっかく探したのに、また最初からだなあ、
と残念に思いながら、
でも、仕方ないなあ、と思って、
スゴスゴ引き下がりました。
その後、その経営者は、こんなことを言い始めました。
「田中くん、もっと利用者を紹介してよ。」っていうことでした。
「グループホームは地域密着になって、なかなか人がいなくてさあ。介護保険だと制約ができるから、こうして他の町村からもうけられるようにしてるんだけど。頼むね。」
みたいなことを言われました。
平成18年度からグループホームは
地域密着型サービス、といって、
原則として自分の住んでいる市町村の
グループホームにしか入れない決まりになっています。
入居できる人/地域が制限されるので、
退去者が出た場合、次の入居者を探すことが難しくなっているようです。
「なら、ショートステイ、断んないでくれよォ。」と思いつつ、
そんなこと言うほど親しい方ではないので、
「そうですかあ、わっかりましたあ。」と明るく答えましたとさ。
あ、家族になんて言おう…。
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