民主党政権になって1ヶ月が過ぎたでしょうか。
「自民党の政治よ、さらば」とばかりに、
いろいろな取り組みを連日ニュースで紹介していますね。
政治の話はあまり書いても愚痴ばかりになってしまうので
イヤだなあ、と思うんですが、
少し身近に感じた危機がありましたので、少しだけ。
昨日は地区の秋祭りの後片付けをしに公民館へ行きました。
来たのは6人ほどでしたが、その人たちの職業を見ると、
自営業1人、医療関係者1人、公務員1人、土木業2人、
介護関係者1人(私です)でした。
会社員って、一人もいなかったんですね。
近所の中を見渡しても、地元の友人たちを見ても、
会社員って、あまりいない。
銀行や大手の会社は少しだけありますが、
社員が数名~数十名なんて会社はごく限られています。
「物を作っている」地元の会社なんて数えるほどです。
不況で軒並みつぶれている。
そうすると運送業やホテル業など、
派生する業種にも影響が出る。
この地域の産業といえば、農業、漁業。
あとは公務員、医療・介護関係者、土建業など。
農業、漁業以外の職種は、お上からいただくお金で
産業を維持しているんですね。
地方に行くほどその傾向は強いでしょう。
第2次産業が都市部のように発展していないから。
公共事業が切り詰められると直接その業種だけでなく、
地域全体の経済に影響が出るでしょう。
実際にサービス利用料が払えない利用者も目立ってきています。
あまり切り詰めて欲しくない、というのが率直な感想です。
でも都市部に住んでいる人たちは、
それに反対するかもしれませんね。
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