この間、福祉用具の新しいカタログをいただいたので、眺めていました。
「おっ、これはブログのネタになるな」と思いながら A=´、`=)ゞ
福祉用具のことをご存じない方に
簡単に説明すると、
「福祉用具」とは、介護保険の要介護者に限らず
体の不自由な人に使える道具のことです。
介護保険でレンタル、購入することができます。
なじみの深いものでは、介護用ベッドや車いす、
ポータブルトイレなどです。
昔のカタログとどう違っているか、確認してみました。
比較したのは約7年前のカタログです。
すると「おお、こんなにも違っているのか。」と
感動の気持ちすら、覚えました。
ずいぶん変化→進化しているものだ、と。
何がどうなっているのか、というと、
・栄養関係(食品)などの項目が新たに加わっている。
赤ちゃんの離乳食がレトルトで販売していますが、
高齢者用のものがたくさんでています。
・マウスケアの商品が充実している。
歯ブラシの種類もハンパでないし、
口の中が乾燥してしまっている方用の
商品が多い。
・障害があっても家事ができるように、
包丁などのラインアップがある。
昔は「障害があればお世話されるだけ」
という発想だったのでしょうか。
以前は、あまり見られなかった自立するための
器具が増えています。
・車いすのクッションが選べる。
あの布一枚の車いすの座面。あれで長時間座っていると、
間違いなく座っている人は苦痛。
クッションが充実しています。
・オムツの吸収量が明記されている。
カタログの中で一番吸収量の多いものは、
なんと1,200㎜㍑。
夜間の尿もれもこれで少しは改善?
などなど、福祉用具は日々進化しています。
ケアマネとして、全てを網羅してその人に
あったものを用意できればよいのですが、
それは全く難しいこと。
そこで、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、
言語聴覚士(ST)、歯科衛生士、看護師(Ns)などなど、
いろんな専門職に相談するわけです。
新しい商品などは、福祉用具レンタル事業者さんがよく知っておられます。
レンタル業者さんは、福祉住環境コーディネーターとか、
福祉用具専門相談員などの資格を持っている方も
おられるので、そういう人がよく知っておられて
私はいつも相談しています。
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