胃の入り口を「噴門(ふんもん)」、出口を「幽門(ゆうもん)」と言います。噴門は胃に入った食べ物が逆流しないために、幽門は十二指腸へ食べ物が行くのを調節する働きがあります。




正しいケアマネの歩き方  ~ケアマネタマゴが贈るケアマネ道!~




胃液は酸で食べ物の腐食を防ぐ役割と、

ペプシンというタンパク質を分解する酵素によって

タンパク質を少し分解するはたらきをします。


食べ物と胃液を混ぜて

グチャグチャにした状態を「び粥(じゅく)」

と言います。

び粥になったら、幽門から少しずつ十二指腸へ運んでいきます。

一方、噴門は食べ物が逆流しないように閉まっています。


食道や胃は蠕動(ぜんどう)運動といって、

食べ物を下に下に送り込む役割をしています。

ところが、いろいろな原因でその力が弱くなる、

噴門部の閉める力が弱くなる、などがあると

胃液が食道の方へ上がって

炎症を起こすことがあります。

これを「逆流性食道炎」と言います。


この病気の方の多くが胸やけを訴えます。

その他、胸痛や咳症状がみられる場合もあるそうです。


また、胃は胸と腹を隔てる横隔膜(おうかくまく)の下に

位置しますが、中には胃が横隔膜の上に

上がってしまうことがあります。

これを「食道裂孔ヘルニア」といいます。

こうなると胃液が食道へ逆流しやすくなり、

逆流性食道炎を起こしやすくなります。




「記事、よかった!」という方、クリックを。

   ↓↓↓
正しいケアマネの歩き方  ~ケアマネタマゴが贈るケアマネ道!~-ブログランキング