京都にある「上津屋橋(こうづやばし)」って知ってますか?
この橋、木でできた頼りなげな橋なんですが、

橋ができて55年、水害が16回もあったのに、
一度も流されていないんですって。
そのワケは…。
水量が上がって橋のところまであふれると、
その水に逆らわないように
橋桁がいくつかに分かれて流れていくからなんだそうです。
水圧に負けじと橋の強度を高めるのではなく、
水圧をかわす、というかんじです。
(これで17回目。)
しかし、橋桁のはしっこにワイヤーがついていて、
それを引っ張ると元に戻る、という。
時にやってくる濁流、増水に逆らわないようにすることが、
自分がつぶれない方法。
ときに人生もそうやって乗り切ることが大切なのかな。
川といえば、河原の石が下流に行くほど丸いのは、
上流ではカドカドだった石も
流れる間にいろんな場所にぶつかって
カドが削れてだんだん丸くなっていく。
そんなこと習ったなあ。
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