(前回はこちら 。)
有田先生はセロトニン研究の第一人者の先生で、
この講演のキモは、セロトニンをどう働かせるか、
ということだったと思います。
先生はセロトニンのことを
詳しく説明されませんでしたので、
私が調べたセロトニンの働きを
少しお話ししますと、
セロトニンとは神経伝達物質のひとつで、
他の神経伝達物質、例えばドーパミン(喜び、快楽)、
ノルアドレナリン(おそれ、驚き)などの
情報をコントロールし、
精神を安定させるものだそうです。
その役割はまさに司令塔。
サッカーに例えると中村俊輔、
オーケストラに例えると指揮者の○○○○
(あまりよく知らないので、ご存じの方、
好きな名前を入れてお楽しみください(`∀´))
のようなものでしょうか。
さて、セロトニン神経は
脳の広い範囲にわたって分布しており、
これを鍛えることによって
うつ、キレる、といったことを
防ぐことができるそうです。
反対にセロトニンが弱ってしまうと、
不安やちょっとストレスでパニックを起こすなど、
感情をコントロールすること弱くなってくるそうです。
『セロトニン欠乏脳』有田秀穂著 生活人新書より
さて、このセロトニン、どうやって鍛えるか、
ということですが、
有田先生がお話しされた方法は大きく3つ。
「太陽の光を浴びる」と「リズム運動」と
「呼吸法」です。
(続く 。)