(前回はこちら 。)
泣くという動作は
副交感神経を使って起こす動作です。
交感神経が活発になって
ストレスホルモンを出したりしているのを、
泣くことで副交感神経を優位に働かせて
ストレスホルモンを低下させる。
つまり泣くことによって副交感神経に移行させ、
ストレスを低下させているという訳なのです。
「泣くとスッキリ」というのは、
そういう仕組みになっているからなのです。
また泣く前は心拍数が上がってきて、
泣いているときは血流も上がっている、
すると前頭前野の動きも活発になってきます。
ただ、泣くといっても、
一粒の涙をポロンと流すだけでは
大きな効果は望めないそうです。
血流が良くなるためには、
ただ号泣あるのみ。
号泣がどれくらい効果があるか、というと、
笑いと比較するとよく分かります。
笑うことも前頭前野の血流を良くしますが、
およそ、3~4分に一回ぐらい笑わないと
号泣には勝てないそうです。
それぐらい号泣の威力は、凄い。
ちなみに、
うつの人は泣くことはないそうです。
それはさっきも言ったように
前頭前野が働かなくなっているからです。
(続く
。)