昨日長綱氏と話をして、

「感情をコントロールできないなんて、子供じゃないですか」

と言われたのですが、(昨日の話はこちら 。)




実は最近、

「感情はコントロールするもの」

と思うようになってきてたんです。

ようやく、というかなんというか。








人の感情は数知れません。
「喜怒哀楽」が基本となって、
笑う、高揚する、ビックリする、ホッとする、なごむ、落ち着く、はしゃぐ、
つまらなくなる、憎む、さげすむ、羨ましがる、見下す、無視する、
ボキャブラリーの少ない私でも、これくらいのことは思い浮かびます。



さて、今までは「感情をコントロールする」ことなんて

思いもつきませんでした。
感情は心のゆらぎだからコントロールすることはできない、

と思っていました。



でも、感情のおもむくままでいると、相手に迷惑をかけることもあります。
傷つけることもあり、そして、めぐり巡って自分にも影響することもあります。
でも、ある程度は仕方ないことだと思っていました。

「感情はコントロールできない」のだから。

そんな風に思っていました。



そんな自分が考えを変えたのは、この言葉でした。
「苦しいときこそ、笑ってみせる」。
表情が精神状態を変える、という意味だと思います。



「喜怒哀楽」の「喜」「楽」のときは、変える必要はないかもしれません。

とくに「怒」、ときに「哀」のときに、人間は「苦しい」思いをします。

「苦しい」ときに「笑って」みせる。

「なかなかできないことだな。」と最初は思いました。


ある日、こんなことを考えてみました。
私はTVっ子。とくにバラエティーが好きです。
しかし、なぜか、滅多なことでは笑いません、お笑いが好きなのに。




でもある日、「おもしろくなくても笑ってみよう」と思いました。
笑うのが難しかったら「歯を見せてみよう」、
それも駄目なら「口を開けてみよう」と思いました。
そうやってお笑いを見ていると、
いつもの1.5倍くらいおもしろく感じました。

さらに次の日には、仕事先でも笑顔が増えた気がしたのです。
笑顔で居ると、利用者の家族やお年寄りとしゃべっても、
言葉数も多く出ているように思いました。
そのときに「感情がコントロールされている。」と感じました。


科学的に言うと、表情筋が柔らかくなって笑顔になりやすくした、

とかなんとか、いうのでしょう。

表情の筋肉も普段から使っていないと衰えてしまいます。

難しい顔をして生きている人は、表情筋も固いのでしょう。

だからとっさの時にもすぐに笑う、ということは難しい。

何事にもトレーニングが必要なのですね。


基本的にぶっきらぼうな私ですので、まだまだ修行が必要ですが、

この方法は皆さんにお勧めしたくて、

書いてみました。




けど、何はともあれ、「感情はコントロールできる」のだ、
と思い込むことが大切です。


「苦しいときこそ、笑ってみせる」。

そうしていると、きっといいことありますよ。