先日の”座ろうくん”にコメントをいただきました。
身体拘束みたい、と。
少し誤解を受けてしまったみたいですので、
解説してみます。
以下、
寝たきりは1週間で作られる、
と言われるとおり、
臥床状態では
筋力低下を起こします。
やがて座ることさえできなくなる。
急性疾患の治療と引き替えに
寝たきりになってしまう事例を
多く目にします。
あの器具は、強制的に
座位の形をとりますが、
それは、座位をとることによって
重力に耐えられる
筋力を養っているわけです。
座るだけで重力に逆らっていることになりますから。
時間は、食事の時間、
1時間×3食でOK。
そして、やがて
器具なしで座って食べられる
体になっていく。
身体拘束とは、
意味も目的も違います。
車いすの抑制帯などとは違うことを
どうぞ、ご理解ください。
作られた寝たきりを
回復させる、
そういうことだと思ってください。
決して、座ろうくんサイドから
お金をいただいているわけではないですよv(^-^)v
ご存じの方はご存じの、
川島みどり氏推薦の器具でもあります。
ちなみに、
ギャッジアップで食べるのは×。
めいっぱい上げても、
端座位になれません。
そもそも長座位という姿勢は
つらいものです。
どうですか、理解してもらえましたか。
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