週末に大阪に行っている間に、高校野球は決勝戦があり(大接戦だったようです)、
選挙戦も残り1週間を切っていました。
ちょっとした浦島太郎状態です。
さて、週末にこんなニュースがあったそうです。
職場の人に聞きました。
「グループホームの介護士による殺人事件」。
数年前に石川県で、今度は福島県での事件。
いずれもグループホームで夜勤中の介護士が起こした事件です。
経営者は「うちはケアの質が売り物の施設だった。」。
介護士をよく知っている同僚たちは
「あの人が…。信じられない。」というコメントを残しているようです。
なぜ、またグループホームで。
ただの偶然なのか。何らかの必然性があってのことか。
これを複眼的に考えていこうと思います。
①個人の問題、②事業所の問題、③制度・政策の問題。
まず①個人の問題から。
殺人事件がニュースやワイドショーで取り上げられるとき、
必ずと言って良いほど「個人の生い立ちや人となり」が取り上げられます。
「殺人を犯す人はどんな人なのか。」などと犯罪心理学者などが分析したことを放送しています。
また、裁判が始まると、弁護士が必ずこう言います。
「被告はその時、心神耗弱状態だった。」。
本人の責任が問われるかどうか、という問題です。
次に②事業所の問題。
事業所の管理監督が適切だったか、ということです。
管理できていない事業所は何が悪かったのか、ということを追求し始めます。
「人権に関する研修ができていなかった。」「組織が未熟で、監督する体制がなっていなかった。」などなど、管理者の責任を追及されるわけです。
食品偽装問題などは、個人というよりも、この管理監督問題がクローズアップされることが多かったと思います。
事業所の質、といえば、第三者評価を思い出しますが、
果たして、あれは役に立っているのでしょうか。
最後に③制度・政策の問題。
グループホームは大半が一人夜勤です。
グループホームという同じ形態の、同じ一人夜勤という勤務態勢。
ここに問題はないか。
殺人を起こす性質の人が、たまたま同じようにグループホームに勤務していた、ということがただの偶然ではないような気がします。
配置基準がこのようになると致し方ないことですが、人の心理状態に何らかの影響を起こすのではないか。
…根拠はありません。
詳細は、今後の報道を注意するしかありません。
ただ、不思議なことにこの事件、いったん特定のTV局で放送されましたが、
その後は、一切放送されていないらしいです。
インターネットのニュースも削除されています。
何があったのでしょう…。
いずれにしても、亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。