(前回までのあらすじ)

とうとう「シュクダイガンバル」と言った(?)長男。

あとは、コロコロ7月号をゲットするだけだ。


果たして本屋は開いているのか。

そして、お父さんはいつ、メシにありつけるのか…。



前回の話はこちら。

子どもと徘徊!? その1

http://ameblo.jp/method3573/entry-10301236343.html

子どもと徘徊!? その2

http://ameblo.jp/method3573/entry-10301340919.html

子どもと徘徊!? その3

http://ameblo.jp/method3573/entry-10301720013.html

子どもと徘徊!? その4

http://ameblo.jp/method3573/entry-10301986000.html










梅雨の雨は止んでいた。

生温かい、空気中の水分が肌にシトッとくっつくのが分かるくらい湿気っていた。






急ぎ足で、家から100㍍先の酒屋に向かった。

別に、機嫌を取って「妻にチューハイ」を買ってやるわけじゃあない。



酒屋にちっちゃな本棚があり、そこにコロコロが置いてあるのを長男は知っているのだ。

通学路だから、毎日眺めては「欲しいなあ」と思っていたのだろうか。














「また成績が良かったら、前みたいにコロコロ買ってあげるのに。」と勉強に対してのモチベーションをくすぐってみた。












長男は、少し間をあけて「最近、理科や社会が好きになってきた。テストも90点ぐらいとれるしo(^▽^)o」






……あんまりそんなテスト、見たことないなあ。そんな点数のテストなら、私が帰るとすぐに見せるくせに。


「絶対、成績上がる」と思ってるみたいだなあ。楽観的だなあ。反動怖いなあ…。









「それと、積極的に発表する人や係の仕事をする人は成績がいいだって。」

そうか。この前の参観日は、いやに発表するなあ、と思っていた。そんなカラクリがあったのだね。














そうこうしてるうちに、酒屋が見えてきた。

「あ、暗い。閉まっとる。」と長男は言った。「えーっ?そうか。ちょっと行ってみよう。」

閉まっていることは十分承知で、私は言った。少し小走りで酒屋に着いた。やはり、店は閉まっていた。










「○○スーパーに行こう!」長男は言った。












「えっ!まだ行くの?」

(続く。)