この臓器移植改正法案、臓器移植の必要な子供たち、その親に
とっては、朗報です。
いままで15歳以下の子供の臓器移植は、日本では許されないため、海外で手術を受けていました。
そのために渡航費や滞在費、手術代に莫大な費用がかかっていました。
とくに保険の利かない手術ですから、全額自己負担を余儀なくされているでしょう。
「○○くんを助ける会」などと言って、募金活動をしたりしている支援している
といったニュースがちまたを流れるところを何度か目にしたこともあります。
日本で臓器移植が受けられるかもしれない、というニュースはまさに暗闇に光が差すがごとく、そういったところに身を置く子供たち、親たちには「あきらめなくてよかったですね。希望を持って頑張りましょうね。」と言ってあげたくなるような話です。
しかし、複眼的思考で考えると、そう単純な話でもないように思います。
お察しの通り、脳死の子供を持つ親の立場から見ると…ということです。