トラウマ症状は人間特有の症状
人は危機的状況に遭遇した時
身を守るためにエネルギーが湧きあがります
そのエネルギーが使い果たされず
身体の中に留まったことで
トラウマの症状が起こります
どうやら
これは「大脳新皮質=考える脳」を持つ
人間特有の現象らしいのです
人は考える事で
恐怖から気を逸らせることが出来ます
恐怖をしっかり感じないように
思考が働いてしまうのです
交通事故に合うと
自分の身体の痛みを感じる事より
警察や保険会社に電話をして
後になって打ち身に気付くことは
ありませんんか?
後になって
あの時の事故の衝撃を思い出しても
「無事だったんだから」などと
思い出さないように整理して
片付けてしまう事も多いのでは
ないかと思います
動物の場合は?
動物も危機的状況に遭遇した場合
人間と同じように防衛機能の
エネルギーが活性化します
動物の場合は
しばらくすると身体を震わせて
そのエネルギーを身体から
出すことでそのまま日常に戻っていけるのです
確かに我が家の愛犬も
病院に連れて行き待合室で待っている間
ずっとガタガタ震えていますが
しばらくすると普通に戻っています![]()
人間でもあまりの恐怖を感じた時は
全身の震えが起こることもあるようです
幼い子供が
歯医者で震えるのと同じですね。
その際は無理に止めない方がいいのでしょう。
傍にいる大人やお母さんが
「怖いね」と気持ちを分かって
あげられるといいですね。