映画を見るように

想像してみて下さい

 

失敗する人が

1人もいない人々が

住む町がありました

 

その町の全ての物は

完璧な作りで出来ていました

 

そこに住む人々は

 

完璧な頭脳を持ち

完璧な容姿

完璧な仕事ぶり

完璧な食材で栄養やカロリーを

計算された食べ物を食べます

 

 

大人も子供も

きびきび歩き

予定の時間ぴったり

1秒の狂いもなく行動します

 

...だとしたら

 

その町に住みたいと

思うでしょうか?

 

 

先日数年ぶりに

学生時代の友人に

会いました

 

友人は

 

「新しい職場でミスばかり

してしまうんよ。

いつも見られているみたい

私は役に立たない人間なんやわ」

 

と泣いているのです

 

友人は新しく

部署が変わって

仕事に慣れず

仕事上での

ミスが続いている様子

 

職場の同僚が

自分を監視する

敵のように

見えているみたいなのです

 

私にも似たような経験があります

 

皆さんはどうでしょうか?

 

NLPを学んだ今の私は

友人の話を聴きながら

こんなことを

考えていました

 

彼女が

役に立たないと

思うのは

彼女の立場からでしか

見てないからかな

 

ミスをすることって

 

役に立たない事なのかな

 

人は

ショックなことがあると

「私の全てがダメだ」と

感じてしまうものです

 

考えてみて下さい

ダメだ~!と思っているのは

他の誰でもない

自分自身なんです

 

そんな時は、無意識に

できていない自分を

カウントしています

 

失敗=役に立たない=ダメな自分

という構図を自分で作って

しまいます

 

人は失敗をすることもあれば

成功することもある

 

上手く行かないときもあれば

上手くいく時もあります

 

私は友人にこう伝えました

 

「どんな小さなことでも

成功したり上手くできた

ことも必ずあるはずだよ」

 

「朝5分早く起床できたとか」

 

「しんどくても

頑張って出勤した事も凄いよね」

 

「1ミリ、0.1%の進歩を

感じてみて

絶対あるはずだよ」

 

暫く泣いていた

友人でしたが

会話をしていくうちに

 

自分が

出来ないことばかりを

数えていたことに

気が付いてくれました

 

そういえば

「頑張る私を見て

勇気をもらうと言ってくれた」

と話してくれて

少し気持ちが楽になったようでした