新郎・新婦さんにとって大切な人達が
一堂に会する結婚式。
中でもゲストの楽しみであり、
高い期待値を持って楽しみにされているのが
【料理】ですよね。
「料理が美味しかった」
それはゲストの満足度も上げ、
さらには印象にも残ります。
私は主にホテルで司会をすることが
多いんですが、
ちょこちょこと新郎・新婦さんの希望で
【シェフの料理説明】を依頼される方が
いらっしゃるんです。
会場によっては、
新郎・新婦さんの希望を聞いて
メニュー自体を一から構成するところや、
既存のメニューを組み合わせを変えたり、
出身地の食材を盛り込んでもらったりなど、
こだわる新郎・新婦さんにとっては
メニューそのものに想いを込めています。
特にフレンチは、メニューの表記から
「これってどんなもの?」と思う
メジャーではない表記なんかもありますよね。
乾杯をして食事の提供が始まった頃に
シェフがメニューの紹介をしてくれることで、
料理の内容をより詳しく知ることができます。
いうても私はゲストが美味しそうに食す料理を、
ただただ眺めているだけですが・・・(笑)
新郎・新婦さんがこだわった部分や、
あまりなじみのない料理の詳細を
実際に調理している方が紹介されると
説得力が段違いです!
以前、ワインが大好きな新郎・新婦さん
ソムリエにお願いをして、
シャンパンやワインの紹介を
してもらっている方もいましたよ~。
おもてなしの期待が高まる料理説明
料理にこだわる新郎・新婦さんには
とってもおススメな演出です。
本日も結びまでお読みいただき
ありがとうございます。
選び抜いた衣装を身にまとい、
ゲストの注目を一身に集める結婚式。
私は人前式の際には、
新郎・新婦さんの様子を間近に見ながら
挙式の進行をしています。
今日は新婦さんに、是非やってもらいたい
綺麗に見える指輪交換のちょっとしたコツを
ご紹介しますね。
ズバリ・・・
右手を手首に添える!
たったこれだけで、とても美しく
女性らしい丁寧な所作に
見えるんですよ~。
注目を集めるシーンだからこそ、
何気ないちょっとしたことで
より美しさが際立ちますよ!
何かと緊張に包まれる
挙式の時間ですが、
頭の片隅にこんなポイントが
入っていると、素敵な写真も
残せますよね。
これから結婚式を控えてる
プレ花嫁のみなさま!
ぜひぜひ参考にしてくださいね。
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。
ある新郎さんが謝辞の中で
話していた印象的な言葉があります。
その方、こんなことを話していました。
『結婚式準備。
とかく男性の私にはテンションが上がらない
のではないかと心配でした。
結果的には、準備の段階から楽しかったです!
両親がこれまで撮りためてくれた
写真などを見返しながら、
これまでの人生を振り返る時間になりました。
きっとこんな機会でもなければ、
じっくりと自分の人生を振り返ることなんて
絶対になかったと思います。
それと同時に強く思ったことがあります。
ここに集まってくださった皆様に出会えなかったら、
おそらく今の私はここにいないと思います。
この結婚式準備を通して、
おおげさではなく心の底から
自分は本当に幸せなんだと痛感できました』
必死で泣くのをこらえながら、
これらの想いを紡いでいた新郎さん。
私も聞いていて自然と涙が溢れました。
お金も手間も時間もかかる結婚式。
もちろんやらない選択肢だってあります。
でも、いざやると決めて準備を進めると・・・
自分の現在地やこれまでを振り返る
何にも代えがたい時間になるということを
この新郎さんは身をもって体感し、
その素直な思いを謝辞で話してくれました。
儀礼的な言葉を並べた謝辞であれば、
ここまで深い部分で感じた新郎さんの
思いはきっと見えてこなかったはずです。
私が結婚式に関わる仕事を
しているのもありますが、
やっぱり思うんですよ。
結婚式をしようかどうか、
考えたり躊躇している方がいたら
声を大にして伝えたいです。
【結婚式は人生の節目に必要!】
ということを・・・。
思いのこもった素敵な謝辞を聞いていたら、
そんなことを再認識しました。
本日も結びまでお読みいただき
ありがとうございます。
私が結婚式の中で最も愛してやまない
【花嫁の手紙】
以前司会を担当した新婦さん。
その手紙の一節が、
心に残る素晴らしいものだったんです。
この新婦さん。
小学生の頃ご両親が離婚をされて、
以来お母様が女手一つで育ててくれました。
手紙の中に、
こんなエピソードが盛り込まれていました。
中学生の多感な頃。
自分の気持ちが上手く言葉に表せず、
イライラをお母様にぶつけていた
ある日の夜。
お母様を傷つける
とんでもない暴言を
吐いてしまったそう。
お母様はひとしきり話を聞いてくれた後、
まるで小さな赤ちゃんをあやすように
抱きしめてくれたんだそうです。
【大人になった今でも忘れることのない、
私が愛された記憶です】
この時のことをこう表現されていました。
きっとそこには気の利いた言葉は
なかったのかもしれません。
聞いているだけでその時の情景や、
新婦さんの感じた心の機微がありありと
わかるその一言にグッときちゃいました。
ただただ、抱きしめてくれたお母様。
その時のことを【愛された記憶】と
素直な一言で伝えられた新婦さん。
お母様も涙を流しながら
新婦さんの手紙に耳を傾けていたのが、
凄く印象的でした。
きっとこういう過去のことは、
新婦さんもお母様も覚えていても
あらためて互いに口にする機会は
そう多くないかもしれません。
感じた思いとと共に、それが今の自分に
どれだけの力を与えてくれているのか。
それを、結婚式という大切な人生の節目で
言葉にして伝える。
いつでも伝えられそうで、
照れくさくて伝えられないこと。
それらを思い出と共に
伝えられる力。
それが花嫁の手紙には
宿る気がするんですよね、私。
色んな新婦さんの
人生の一端に触れることのできる、
唯一無二のひと時。
自身が体感したことを
言葉にすることこそが、
花嫁の手紙の醍醐味
かもしれませんね。
あらためてそんなことを実感した、
印象に残る一節でした。
結婚式ってやっぱりいいですね!
本日も結びまでお読みいただき
ありがとうございます。