結婚式に特化したスピーチレッスン・マリアージュスピーチⓇ -42ページ目
結婚式は、これまで育ててくれた
親御さんへ感謝の思いを伝える、
そんな日でもあります。
とはいえ、新郎・新婦さんにとって
大切なゲストが一堂に会するとなると、
親御さんにも色々と協力を
お願いすることになります。
結婚式1日の流れを親御さんと
共有するためにも、
ぜひ当日の進行表を
親御さんに渡してあげてください。
もちろん親御さんへ
内緒にしておきたいこと等は、
その箇所を見えないように
しておくのもよいと思います。
結婚式当日の親御さんが、
知って把握しておきたいこと。
ざっくりですがこんな感じです。
・集合時間、場所
・着付け開始時間、場所
・受付のお礼や心づけを渡す方は誰なのか
・ご祝儀の管理方法
・親族紹介の時間と場所(紹介方法)
・挙式での役割(エスコート等)
・挙式開始時間
・披露宴までの過ごし方
・披露宴開宴時間
・披露宴の大まかな進行内容
・お酌、あいさつ回りの順番
・披露宴お開き時間

これらが、
会場のプランナーさんと共有している
当日スケジュール(進行表)に
時間等がもれなく入っています。
あらかじめ当日スケジュールを
親御さんに共有しておくことで、
結婚式の流れが一目瞭然!
そして、もし余裕があれば・・・
席次表にあらかじめ、
各ゲストの名前の読み方、
関係性やエピソードなどを
書き込んでおいてあげると、
親御さんがあいさつ回りをした際、
より心のこもった対応がしやすく
なりますよ!
新郎・新婦さんと共に、
ゲストへのおもてなしの役割を
担う親御さん。
安心して当日を過ごしてもらえるよう、
親御さん向けの結婚式準備も
是非してあげてくださいね。
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。


『人前で話すのがとにかく緊張する』
これは、私がスピーチレッスンの際に
受講者さまから聞くお悩みとして、
常に聞く言葉です。

理由を伺うと、
『苦手だから自信がない』
とおっしゃる方がほとんどです。
とはいえ、ただやみくもに
『大丈夫です!自信を持ってください』
とは私も言いません。
そこで大切になるのが
【自信に繋げる準備】
なんです。
これは私がスピーチレッスンの際に、
よく受講者さまに
伝えていることでもあります。

特に緊張を強いられるスピーチの場面で、
一番自分を助けてくれるもの。
それこそが【準備】なんです!
・今日のこのスピーチのために、
集中して練習してきた準備
・用意して頭に入れた原稿に自分の想いを
しっかり盛り込めた準備
・何度も何度も声に出して、
言葉が自分のものになるように
努力してきた準備
もしかしたら一見『当たり前でしょ』って
思われてしまうようなことかもしれませんが、
これらの【準備】が最終的に
一番自分自身の味方になってくれます。

派手なことでもなければ、
魔法でもありませんが、
とにかく準備してきたことに対して
自信を持ってほしいんですよね。
むしろ
『私は話せる』ということより、
『私は準備をしてきた』
ということに対して自信を持った方が、
結果的に聞き手にとっては
「感じのいい話し方ができる人」
という印象になるんですよ。

ということで今日のまとめです。
人前で話す時に持ちたい『自信』
それは、
【準備してきたことに対して自信を持つ】
ということ。
本当にこの方法は、
スピーチレッスン受講者さまで実証済です!
準備のために掛けた時間・労力は、
必ず助けてくれますよ~。
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。


披露宴の終盤。
ゲストの元にはデザート・コーヒーが
運ばれてきます。
そんなデザートタイムに、
ゲストに幸せを届けるサプライズ演出
があるんです。
それは【ラッキードラジェ】
【ラッキードラジェ】とは、
ゲスト数名のウェディングケーキの中に
ドラジェを仕込んでおきます。

そのケーキに
ゲストに一斉にフォークを入れてもらい、
ドラジェが入っていたゲストへ
新郎・新婦さんからプレゼントを贈り、
ゲストからおふたりへの
お祝いのメッセージをもらう・・・
という感じで一つの演出として
進行に組み込むことができます。
私ね、かつてこの演出の進行で
ちょっと苦い思い出がありまして・・・。

「一斉にケーキを召し上がってください」
と、うっかりアナウンスしたところ・・・
当たりのドラジェが入っていたゲストが、
いっぺんにケーキを食べてしまったんです。
ケーキの中に、硬いものが入っているので、
さすがに気付いてくれましたが(笑)
当たりの証拠のドラジェはその方の
胃袋におさまっちゃいました!
以来、この演出の進行の時は
「一斉にケーキにフォークを入れてください」
と必ずアナウンスするようにしています。
(やらかして、言い回しってめちゃくちゃ大事!
と痛感した出来事でした~)
ドラジェとは・・・
アーモンドを砂糖で包んだお菓子です。
アーモンド栽培が盛んな
イタリア・シチリア島で生まれた
このお菓子。
起源はとっても古く、
紀元前には結婚式の内祝いとして
ローマの貴族の間で用いられて
いたそうです。
アーモンドは1本の木にたくさんの
実をつけることから、
子孫繁栄の象徴とされています。
そんなドラジェはフランス語で、
「幸福の種」
という意味があるんですよ!
といっても、必ずドラジェに
しなければいけないというわけでは
ないのでご安心を!
私が先日司会を担当した結婚式では、
ドラジェに代わってチョコレートを
ケーキに忍ばせました。
この演出。
ゲストに負担をかけずに、
会場が一体となって盛り上がる
演出を取り入れたい!
という新郎・新婦さんには
超絶おススメなんです。
「あらためてスピーチをお願いするのは
ちょっと気が引ける・・・」
そんな思いを抱いている新郎・新婦さんでも、
この演出であれば見事当たりを引き当てた
役得として、ゲストも喜んで一言スピーチを
引き受けてくださいますよ~。
ちなみに、先日司会を担当した
新郎・新婦さんは、
当たりの方へのプレゼントとして、
それぞれがセレクトした
お菓子の詰め合わせセットを
用意されていましたよ~。
ということで今日は、
ゲストに幸せを届けるサプライズ演出
【ラッキードラジェ】
をご紹介しました。
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。


今日のタイトルのように、
司会者として関わる結婚式で
両親に向けての手紙を
「読むかどうかを悩んでいます」
という新婦さんが多いんです。
打合せの際になぜ悩んでいるのかを、
ちょっと深掘りして伺うと・・・
こんな話がよく出てきます。

・大勢のゲストの前で泣くのは恥ずかしい
・両親へ感謝の気持ちを伝えるのは照れくさい
・湿っぽい感じの空間にしたくない
確かにお気持ちは、よ~くわかります。
私は読むかどうかを悩んでいる新婦さんには、
迷うことなく読むことを強く勧めています。
そもそも結婚式で新婦さんが両親に向けて
手紙を読むことの最大の目的は、
『両親にこれまでの感謝を伝えること』
です。
そして両親だけではなく、
その場にいるゲストに向けての
感謝の気持ちを伝える場としても、
手紙を活用してほしいなぁ・・・と
痛切に思っているんです。
結婚式当日。

新婦さんが自身の言葉を発する機会って、
意外と少ないんです。
新郎さんが代表して、
ウェルカムスピーチや謝辞で
ゲストに向けて感謝の気持ちを
言葉にして伝える役目を担う。
そんな機会はあるものの、
共におもてなしをする主役として
何らかの形で新婦さん自身の言葉で
感謝の気持ちを伝えることができる。
それこそが【花嫁の手紙】
だったりします。

親御さんにとって結婚式は、
『子育ての卒業』
という節目でもあります。
そんな大切な場で、
我が子がどんなふうに育ってきたのかを
手紙を通して知ってもらうこともできます。
手紙を読む新婦さんの様子を見て、
安心して本当の意味での
子育ての卒業を迎えることができるのでは
ないかと思うんです。
言葉に想いのこもった手紙は、
飾り立てた綺麗な言葉を並べなくとも
素直な思いが聞いているゲストにも
ひいては両親にも届き、
その場にいる人誰もが
温かい気持ちになります。
『この結婚式に出席して、
ふたりの門出を見届けることができて
本当によかった』
きっとそんな想いを共有してもらえる
その力を持っているのが、
【花嫁の手紙】です。
結婚式で手紙を読むかどうかを
悩んでいる新婦さん。
ぜひこれまでの思いを伝えられる
貴重な機会として、
手紙に想いを込めて読んでみませんか?
色々熱く語ってしまいましたが、
悩んでいたらぜひ読むことを
前向きに考えてみてくださいね。
本日も結びまでお読みいただき
ありがとうございます。


先日司会を担当した新郎・新婦さん。
ウェルカムスペースに
このようなものを用意されていました。
おふたりからそれぞれゲストに向けて、
前撮り写真と共に
どんな披露宴にしたいのかを
直筆メッセージで記していました。
さらにはこの前撮り写真は、
こんな感じの等身大パネルにも活用!
おふたりが中座中に、
メインの席に置いておきました。
意外なことにこれはこれで
記念に残したいと、
一緒に写真を撮影するゲストで
等身大パネルも大人気でした。
結婚式当日。
新郎・新婦さんは
意外とゲストの前にいない時間が
あったりします。
そんな時にこういったメッセージ
だったり、
おふたりの存在が垣間見える
等身大パネルは、
いいアイデアだなぁ・・・と思いました。
これこそ「伝えたいことを形に」
したおもてなしですよね。
どんなに多くの結婚式を
お手伝いしていても、
本当に色んなアイデアがあることを
各新郎・新婦さんから
毎回教えてもらっていて、
私もすごく新鮮です!
本日も結びまでお読みいただき
ありがとうございます。



