新郎・新婦さんとの打合せ。
ウェディング司会者として
なんだかんだと前のめりになって
話を聞いてしまうのが、
新郎・新婦さんのなれそめ。
昨今は本当に「マッチングアプリ」が
なれそめという方が多いんです。
これまでは
「親には言っていないので、
プロフィール紹介の時に
マッチングアプリということは
入れないでください」
と言われることがほとんどでした。
あくまでも私の体感ですが、
この傾向が徐々に変わりつつあります。
先日打合せをした新郎・新婦さん。
「周りの友達のなれそめが
マッチングアプリばかりになってきて、
今更そこをぼやかして紹介するのが
不自然に思えるんです。
むしろ出会いのきっかけをくれた
マッチングアプリの名前も含めて、
(このおふたりはウィズでした!)
なれそめはしっかり伝えたいです」
こう話してくれました。
私はマッチングアプリで出会って、
そのことをダイレクトにプロフィール紹介で
話されるのはちょっと・・・
という新郎・新婦さんにおススメしているのが、
・ご縁があって出会った
・婚活で出会った
・インターネットを通じて出会った
・趣味の繋がりで出会った
・運命の出会い
みたいな表現を使うようにしています。
この先関わらせてもらう
新郎・新婦さんの中には、
もちろんマッチングアプリという
ワードは使わずに、
出会いについてぼやかしてほしいと
希望する方も引き続きいるはず。
出会いの一つとしてすっかりメジャーなった
マッチングアプリ。
この出会いを肯定的に捉えている人が
増え始めている今。
でも、今回打合せをしたおふたりのように、
「なれそめはしっかり伝えたい」
そういう希望を持つ方が、
これからどんどん増えてくる!
そんな兆しのようなものを感じて、
時代の変化を感じましたよ~。
マッチングアプリで出会って
これから結婚式という新郎・新婦さん。
あくまでもご自身が
「どう紹介されるのが自然なのか、
しっくりくるのか」
これを何よりも大切にしてくださいね。
正解があるようでないからこそ
判断が難しいですが、
こと結婚式においては
新郎・新婦さんの気持ちを
一番に考えてほしいなぁ・・・と:、
常々思っている司会者です。
本日も結びまでお読みいただき
ありがとうございます。