最近になって仕事でご一緒する方の中で、
親御さんが他界されたという方が
立て続けにいらっしゃいました。
親御さんの年齢も70代・80代となると、
この世でのお役目を終える・・・
そんな世代なんですよね。
そんな親御さんを見送った方から
お話を伺う機会があり、
改めて『親孝行』について
しみじみ考えさせられたんですよ、ワタシ。
その中のおひとりで
お母様を亡くされた方は、
こんな話をしてくれました。
『母が亡くなったのが急だったんです。
全然病気もしなくて元気だったから。
今でも亡くなった気がしなくて・・・。
今思うと私も仕事に追われていて、
ゆっくり話をしたり、出掛けたりとかも
全然できていなくって。
親孝行らしいことも全くできてないし、
後悔しかないんですよ。
でも、父から言われたんです。
「おまえがイキイキと仕事をしていることを
誰よりもお母さん喜んでいたよ。
親がいなくてもあの子はちゃんとやっていける。
これで肩の荷が下りたってよく話していたんだよ」
この話を父から聞いたときに、
たまらず大号泣でした。
もっと親孝行しとけばよかったって、
つくづく思います。
塩沼さんも親御さんが元気なうちに、
親孝行しておくといいですよ。』
親とはいつか別れる時が来る。
わかっていても、日常に翻弄されて
一緒に過ごす時間をないがしろに
しがちですよね。
私は、ある種親孝行の最たる瞬間、
【結婚式】に日頃身を置いて
仕事をしています。
だからこそ、
より一層感謝の思いを言葉や行動で
表することの大切さを毎回感じています。
とはいえ、日頃から自分の両親へ
ちゃんと言葉や行動でその思いを
伝えられているかといえば・・・
ちょっと自信がありません。
人生が無限ではなく有限なんだと思うと、
両親と過ごす時間をもっと大切にしなきゃ!
と痛感しています。
ということで今日は、
私のひとりごと的な話になりましたが
本当の親孝行について
考えさせられた話を綴ってみました。
本日も結びまでお読みいただき
ありがとうございます。