先日司会を担当した披露宴。
新郎さんの謝辞に胸が熱くなりました。
その一部をご紹介しますね。
『あらためて、
今日この場で感じた想いを話します。
ここに集ってくれた皆さん一人一人との
出会いがなかったら、
今の私たちはここにいません。
人と人との繋がりに感謝しています。
あっという間に過ぎていった
この幸せな時間を過ごしながら、
そんなことを感じていました。』
この新郎さんの謝辞を聞いて、
私、あらためて思ったんです。
感じた想いを言葉にする。
これには敵わないということを。
「結婚式当日に感じることを、
ほんの少しでもいいので
ぜひ謝辞に盛り込んでみてください。」
私はそんな話を関わる新郎さんに
よくお伝えしているんです。
この新郎さんは、感じた想いを素直に
言葉にされていました。
実は、結構お酒を飲まされていて、
途中「大丈夫か?」と思えるくらい
酔ってしまったんです。
謝辞もグダグダになったら・・・と
思わず考えてしまったゲストの心配をよそに、
時折声を詰まらせながら、
真摯に言葉を選びながら自分の想いを
素直に話していた新郎さん。
その姿に、
私もより一層ぐっときてしまいました。
人生の節目になる大切な時間だらこそ
結婚式の主役である新郎さんの言葉は、
自分の心から感じたことを話すだけで
伝わり方が倍増します。
新郎さんが結婚式当日に感じた
【人と人との繋がり】。
その想いを話した時に、
会場が温かく幸せな空気に包まれました。
こういう瞬間に立ち会わせてもらえる私は、
本当に幸せな仕事だなと実感しました。
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。