結婚式へ来てくれたゲストへ、
感謝の気持ちを伝える謝辞。
数多くの結婚式で司会をした私は、
数多くの謝辞も聞いてきました。
でね、常々思うことがあるんですよ。
ということで今日は、
【新郎謝辞 一番大切にしてほしいこと】
と題して、綴っていきますね。
私が思う、
新郎さんが謝辞で一番大切にしてほしいこと。
それは・・・
【結婚式当日感じた想いを添える】
ということなんです。
本当に今は便利な時代なので、
『新郎 謝辞』と
Google先生にお尋ねすれば、
山のような例文が出てきて
なんならそれをそのまま読めば
謝辞の準備は完了しちゃいます。
日常とは異なる、
かなりかしこまった場であるのが結婚式。
その主催者という立場の新郎さん。
この準備でソツのない謝辞はできます。
でもね・・・
これってちょっともったいない気が
しちゃうんですよね~。
人数の多い少ないに限らず、
新郎・新婦さんのこれまでと
これからに関わり続けてくれる
大切な人達が一堂に会する結婚式。
その主役である新郎さんが
披露宴の結びに話す謝辞。
他のどのゲストが話す時よりも、
ひときわゲストの
聞く姿勢が高まるんです!
それはなぜか。
『新郎さんの本当の想いを聞きたいから』
だと私は思うんです。
もちろんソツのない・失礼のない
『謝辞例文』をそのまま読み上げるのも、
問題はないんです。
でも、例文では新郎さん自身の
『想いの根幹』つまり『本当の想い』
は、中々垣間見れませんよね。
この話を打合せの時に新郎さんに伝えると、
必ずいただく質問があるんです。
『何を話せば、
自分の想いを伝えられますか?』
そのヒントとしてお伝えしていることは、
【結婚式当日を想像してみてください】
ということなんです。
自分たちにとって大切な人達が
一堂に会するのは、
恐らく長い一生の中でも
それは結婚式くらいですよね。
そんな幸せな空間に身を置いて、
どんなことを感じて
どんなことを想うのか。
それを一言でいいので謝辞に盛り込むと、
ただの例文ではなく
「新郎さん自身の言葉」として、
ゲストに届くんです!
人間は意識をして
アンテナを張っていることに関しては、
自然とそのこたえを求めて
意識が向くんじゃないかなと思うんですよ、
ワタシ。
だからこそ、
結婚式当日の様子を想像して、
どんなことを感じて
どんなことを想うのか
に意識を向けてみてほしいんです。
それが例文にはない、
『本当の想い』となります。必ず・・・。
ということで今日のまとめです。
謝辞で一番大切にしてほしいこと。
それは・・・
【結婚式当日感じた想いを添える】
です。
スピーチフェチな司会者が
勝手に行き着いた結論(笑)
『素直な想い・感じたことに勝るものなし』
ですよ!
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。