最近、秋の結婚式に向けて
新郎・新婦さんと打合せさせてもらう
時間が増えてきました。
約半年近く、司会だけじゃなく打合せも
すっかりご無沙汰になっていましたが、
とてもありがたく新鮮な気持ちで
仕事をさせてもらっているんです!
そんな日々の中で、感じたことを
今日は綴りますね。
※私のひとりごと満載の内容なので、
興味のない方は遠慮なくスルーしてください(笑)
半年近く、結婚式に関わる仕事が
できずにいた私。
その期間があったからか、
すっかり水を得た魚のごとく
打合せも司会そのものも楽しくて
たまらないのです!
ところが、その熱い想いの弊害?
でしょうか、ちょっとした悩みが
ありまして・・・。
それは、
『打合せが長くなりがち』
ということ。
新郎・新婦さんが会場に出向いて、
(最近はオンライン打合せもありますが・・・)
結婚式に関わるあれこれを打合せ
するのですが、だいたい複数の担当者と
打合せをするのが一般的。
だからこそ、割り振られた時間を守って
打合せをするということは大原則なんです。
司会者の私は、
新郎・新婦さんとの打合せに
【1時間30分】の時間をもらっています。
にもかかわらず、
私はなんだかんだと2時間近く
打合せに時間をかけてしまうんです。
でも・・・長く時間をかけることが
良いわけではないんですよね~。
そこで自分なりに、何にそんなに時間が
かかっているのかを考えてみました。
それが、
『聞かれてもいないことを良かれと思って
あれこれ話している』
ということだと自分で気付いちゃったんです。
たくさんの結婚式に関わってきたことで
色んなケースに遭遇してきた私。
ご縁のある新郎・新婦さんに対して、
「最高の結婚式にしてあげたい!」
という想いが強すぎて、
気付くとあれやこれやと、
話していたんです。
それこそが、無駄に打合せに時間が
かかっていた最大の理由でした。
で、この事実に気付いた時に、
以前あるプランナーさんから
教えてもらったことを思い出したんです。
『望まれていないアドバイスは
クソバイス』
この『クソバイス』っていう表現が
妙に印象に残っていまして(笑)
そのプランナーさんいわく・・・
経験を積んで色んな事例を知れば知るほど、
こうした方がいい、こうしない方がいい、
が自然にわかるようになってしまう。
だからついつい先回りして、
自分の中にある引き出しをすべて
さらけ出したくなる。
でもそれは逆。
新郎・新婦さんから
自発的に出てきた質問に対して、
自分の中にある引き出しの中から
その方にとって必要と思しきことを
伝えた方がよっぽど生かされる。
この話をきかせてもらって、
首がもげるくらい頷いて
納得したのを今でも覚えているんです~。
これって・・・
どんなことにも当てはまりますよね。
何事も続けていくと、
いい意味でも逆の意味でも
気づきがたくさんあるもの。
仕事として依頼を受けている以上、
約束した時間内で、新郎・新婦さんに
安心して結婚式に臨んでもらえるための
時間を提供するのが私の仕事。
独りよがりの親切を越えたおせっかいに
ならないよう、
アドバイスがクソバイスにならないよう、
自分の経験から得た引き出しの中身を
せっかくなら正しく使おう!と、
心に決めた私です。
あ~・・・
完全にひとりごとの話になっちゃいました(笑)
シツレイイタシマシタ。
ということで今日は、
【望まれていないアドバイスは
クソバイス】と題して、
最近私の感じたことを綴りました。
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。