私は司会のお手伝いをする新郎新婦へ、
結婚式約1週間前に必ず電話で、
披露宴進行の最終確認の時間を
取るようにしています。
結婚式約1週間前ともなると、
一番準備も佳境でなんだかんだと
慌ただしい時間を過ごされている時。
電話で話をすると、緊張と不安が交錯
しながらも結婚式当日が楽しみで
たまらない!という方も多いのです。
先日確認のお電話をした新婦。
お話を聞く限りでは、順調に準備も
整っているように思えたのですが、
ご本人から次々に不安に思うことが
出てきました。
ひとしきり聞いた後、ちょっとでも
彼女の不安がやわらいだらいいな・・・
という思いでこんなことを伝えました。
私『今されていることは、準備も気持ちの
慌ただしさも含め、今しかできない・
味わえないことですよね~』
新婦『そうですよね。結婚式が済んだら
こういう気持ち味わえないんですよね。
ありがとうございます!
見方を変えると心が軽くなりました』
私『そうですよ!今色々感じている不安や
バタバタした感じも、結婚式後は
すべていい思い出になりますよ』
私が結婚式をする当事者では
ないものの、一緒に結婚式を
作り上げるサポーターであるので、
主役の新郎新婦には、できるだけ
当日を笑顔で迎えてもらいたいのです。
人は余裕がなくなってしまうと、
見方・考え方も良くない方に
引きずられがちです。
何気なくかけた一言、
何気なく伝えたことが、
不安な気持ちをやわらげ、
安心に繋がってくれたようで
ホッとしました。