人にお願いをしたり、お断りしたりする際、
活用すると印象がグンと良くなるのが、
クッション言葉です。
私自身も意識して使うようにしてから、
スムーズに会話が進むことが多く、
クッション言葉の威力を実感しています。
先日、近所の皮膚科へ行った際、
受付の方の言葉遣い・言い回しが
とっても丁寧で思わず聞きほれて
しまいました。
・問診票の記入を促す際。
『お手数ですが、問診票にご記入を
お願いします』
・さらに教えてほしいことを聞く際。
『差し支えなければ、メールアドレスも
ご記入いただいてもよろしいでしょうか』
・希望していた治療に予約が必要なことを
伝える際。
『せっかくお越しいただいたのに恐縮ですが、
〇〇の治療はあらかじめ予約をお願い
しております』
聞き手の私の顔をしっかり見て、
優しい笑顔でこれらのことを
伝えてくださるのです。
結局お願いしたい治療は、
その日にできず後日あらためて・・・
となりましたが、全然嫌な気持ちも
持たずに病院を後にできました。
ほんのちょっとのことですが、
少し言葉を付け加えたりするだけで、
相手に対する思いやりの気持ちが
伝わるんだと、勉強になりました。
クッション言葉は、あまり多用すると
聞き手は逆にまわりくどかったり、
わざとらしく感じてしまうので要注意ですが、
適度に活用すると、良い印象も兼ね備えて
くれますよ!