やっとスッキリした。通訳案内士のテキストを1 lessonずつ読んでいるのだが、今日は関東地方で、浅草寺(せんそうじ)が出てきた。

コレねえ、何度もきわどい思いをしたことがある。

あれ?テレビでよく「せんそうじ」って言ってるけど「あさくさ」にあるの?もしかして私「あさくさでら」を「せんそうじ」と間違えてない?

はい、正解は

浅草(あさくさ)にある、浅草寺(せんそうじ)ですっ


あー、スッキリした。元々観光ガイドをしていたがゆえに変なプライドがあって、名称間違いは最上級の恥として忌み嫌っており、そのため


えっとあの雷門ね。


などといかにも知ってるふうで切り抜けた事がある。その際一応調べるのだがやっぱり喉元を過ぎれば忘れてしまっている。


なぜ浅草(アサクサ)にあるのに「せんそうじ」なのかというと、例外はあるが、お寺の名前はキホン音読みだから。とのこと。


そういえば母とバス旅行に行った時のガイドさんが素敵すぎてその勇姿をたびたび思い出す。新人の男性ガイドだったが流暢かつわかりやすく感じ良くて、全てが突出していた。そのガイドさんが教えてくれたのが、


川の名前の表記にはテンテン(濁点の事)をつけないんです。川に濁りがないようにとの願いです。


というお話だった。確かに、橋を渡る時欄干に書いてある川の名前にはしっくりこないものも多い。


私達はいつも槻田川(つきだがわ)と呼んでいても、橋にはつきたかわと書いてあったり、子供心に腑抜けた印象で、みんなで笑ったりしてたっけ。そういえば橋も、荒生田橋(あろうだばし)のはずがあろうだはしと書いてあったような。


先日、海人さんが


天候不順だと牡蠣が取れない


とテレビで言っていた時、一瞬、


え?水の中だから雨くらいなら大丈夫なんじゃ?


と無責任にも思った。しかし、よく考えてみると、お天気が悪いと光が差し込まず、波が高くなり、危険なだけでなく水中が濁って何も見えなくなってしまうのだ。水が濁るという事は、命や生活を脅かすという事なのだ。


昔は、全ての人々の生活が川や海とともにあったのだろう。そのため願いが強かったのかもしれない。ちなみに、自治体の仕様として、「かわ」「はし」表記を定めてあるところもあるという。


えっと、今更なんですが、埼玉の名物はそうかせんべいですか、くさかせんべいですかもぐもぐ