目が大きい人に眼瞼下垂の手術を行うとどうなりますか? | こいずみ形成クリニック院長の非吸収異物・アクアミド・アクアフィリング。成長因子の注入の危険性について綴ります

こいずみ形成クリニック院長の非吸収異物・アクアミド・アクアフィリング。成長因子の注入の危険性について綴ります

名古屋で形成外科・美容外科・美容皮膚科の院長のブログです。
診療で気付かされたこと、勉強になったこと、友人からの質問などなどを書いていきます。特にアクアミドなどの非吸収性注入物の問題について書いていきます

目が大きい と言っても

めいっぱい力を入れて おでこの力も使って 大きい人と

軽く開けて、おでこに横シワができないぐらいほんわかとまぶたを上げても
黒目が8割ぐらい見えている人では

全く異なります。

後者の場合は 眼瞼下垂の手術は不要です。

前者の場合は 眼瞼下垂の代償期です。

まぶたを挙げる眼瞼挙筋の筋力うまく作用しないために 

ほかの筋肉を使ったり、思いっきり噛みしめて筋肉をより収縮させている状態です。

目は大きくあいているのですが、肩がこる、頭痛がひどい、疲れやすい

そして自律神経失調気味(便秘・うつ・だるい)。


こういう方の手術は、眼瞼下垂の手術というけれど

挙筋腱膜をまぶたの瞼板というところに縫い付けてあげれば

楽になります。

こいずみ形成クリニック 小泉正樹