手首の傷の治療 | こいずみ形成クリニック院長の非吸収異物・アクアミド・アクアフィリング。成長因子の注入の危険性について綴ります

こいずみ形成クリニック院長の非吸収異物・アクアミド・アクアフィリング。成長因子の注入の危険性について綴ります

名古屋で形成外科・美容外科・美容皮膚科の院長のブログです。
診療で気付かされたこと、勉強になったこと、友人からの質問などなどを書いていきます。特にアクアミドなどの非吸収性注入物の問題について書いていきます

自傷行為による手首からひじにかけての線状瘢痕を目立たなくしたいという方が

意外と多いです。


これらの治療を希望する方たちは、

うすくする・目立たなくしたい

という事ではなく

自傷行為をした傷とわからないようにしたい


という希望で受診されます。

この場合、レーザーなどの治療は適応外で 外科的な治療が必要です。


自傷行為の瘢痕を削り取って、3~4週間かけて傷を治す 薄削術

傷を切除して縫い縮める切除縫縮 ただ、1回で切除できないので3~4ヶ月おきに繰り返します


削った部位に皮膚移植を行う方法

の3つです。


それぞれ一長一短がありますが、自傷行為ではなく 火傷やけがが原因の傷跡になります。



レーザーでは、目だたなくなっても、やはり自傷行為の傷跡って分かってしまいますので、


上記の訴えで来院された患者さんは まったく納得してくれませんから。


レーザー治療を受けて満足できない人が半分はいますので、自分はどのようにしたいかを

先生に伝えることが大切です。

いまの医学では、自傷行為の傷を消すことはできませんが、別の傷にして

けがをしたという言い訳にすることはできます。






  


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