ほくろ除去で傷は残る?? | こいずみ形成クリニック院長の非吸収異物・アクアミド・アクアフィリング。成長因子の注入の危険性について綴ります

こいずみ形成クリニック院長の非吸収異物・アクアミド・アクアフィリング。成長因子の注入の危険性について綴ります

名古屋で形成外科・美容外科・美容皮膚科の院長のブログです。
診療で気付かされたこと、勉強になったこと、友人からの質問などなどを書いていきます。特にアクアミドなどの非吸収性注入物の問題について書いていきます

必ず傷痕は残ります。



なんといっても、ほくろは皮膚の腫瘍ですから


除去すれば、穴は開きますし、埋めてもきれいに埋まらないこともあります。


3mmまでのほくろの場合、レーザーで焼灼する方法で行います。


レーザーと聞くと、傷痕が残らず、きれいに除去してもらえる と思い込んでいる方たちが多いのですが


そういったことはありません。


レーザーは最先端の機器というのは当たっているでしょう。でも皮膚にあてれば


メスでもレーザーでも、皮膚に傷をつけることは変わりませんので、傷痕は残ります。


また大きなほくろの場合は、切り取って 縫合します。


この場合は、白い線が残ります。


ほくろの大きさが、10mmあれば、白い線は3cmほどになります。


こういうと患者さんたちは


え!っと驚かれますが、丸いものを切除してそのまま縫合しても倍にはなります。


さらにきれいに凹凸なく手術を行おうとすると3倍になります。


この話を聞いて


手術をしない人もいますが、


今ある黒いほくろがなくなるということを忘れている場合が多いです。


3倍の傷痕が残るということに衝撃を受けて


10mmある黒いほくろがなくなるということが抜けてしまってます。


実際には、黒いほくろが顔にあるよりも、白い線になったほうが


顔の印象は確実に明るくなります。


よく、「あの人覚えてる?」と聞かれて


「さあ???」 となっても


「あそこに大きなほくろがあった人」 といわれると


「あ~~!、いたいた」


となるのです。



そんな目印はないほうがいいと思いますが、いかがでしょうか?



こいずみまさき



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