不安が拭えないのはどういうときか

私たちは、不安がどうしても拭えない、
という状態にはまってしまうことがあります。

この時は、理想の状態がわからなくなっていたりします。

それと同時に、

「私だけはうまくいかないかもしれない」

という根拠のない思い込みがあったりします。(^^;;


これ実は私もずっと悩まされてきました。

自信がないと言いながら、
うまくいかないという自信だけはあったんですね。

そりぁ、うまくいくわけありません（爆）。

これもよく考えてみると、
と～ってもおかしいと思いませんか？

自分でうまくいかないと決めているから、
その通りうまくいっていないだけなんです。

ということは、

「うまくいくと決めればうまくいく」、

ということになりませんか？

「それでもどうしてもうまくいくと思えないんです！」

という声が聞こえてきそうです。

なぜそう思うのかというと、自分がそうだったからです。(^^;

なので、今うまくいくと思えなくても大丈夫です。
それさえもなんらかの理由があってやっていることである可能性が高いからです。

いずれにしても、思い込みが決めています。

どうしてそう言えるのか、
今後少しずつお話していきたいと思います。

ネガティブなシミュレーションをやめる

よく「思考は現実化する」と言われますよね。

これは本当にそうだなと思います。

多くの場合、過去の経験から
こういう時はこうなるという予測をしてしまいます。

先日「直感にしたがった方がうまくいく」でも書きましたが、
過去は過去であって、現在も同じようになるとは限りません。

でも、一度経験したことは、
強い体感として残っていますよね。

なので、どうしても同じことが起こると
勝手に予測してしまいます。

そうすると、結局その予測をしたとおりのことが起こり、


「あぁ、やっぱり思った通りだった。」


と、さらに自分の信念を強化するということをやってしまいます。


これって、何か変だと思いませんか？


自分でネガティブなフィードバックを取り入れて、
さらにループを作ってしまっているんです。

私たちは、これは意識せずにずっとやってしまっています。

もちろん、これが自分の望む結果なのであれば、
何の問題もありません。

でも、実際にはそうではないことが多いはずです。


もし予測したとおりのことが起こっているとしたら、
どうでしょう？

ここでの予測は無意識に予測してしまっていることの方です。

そうだとしたら、ここで少し前提を変えてみましょう。

もし無意識にしている予測を変えることができるとしたら
どうなるでしょうか？

つまり、予測の方向を変えてみるんです。

クルマは運転手の見ている方向に進むと同じで、
自分自身を取り巻く世界も
見ている方向にしたがって展開されていきます。

ぜひ進む方向を意識することを習慣にしてみてください。

からだは答えを知っている

世の中一般的に、がんばると力が出ると思われています。

でも、はたして本当でしょうか。

たとえば、次のような四つの状態があるとします。

どれが一番力が出ると思いますか？

1. ごく普通の状態
2. 力いっぱい頑張っている
3. 苦痛やネガティブな感情を感じている
4. リラックスして力が抜けている

まずどれかひとつの状態を実際に感じてみてください。

そして、オーリングテストのような筋反射テストをしてみます。

すると一目瞭然の結果が出ます。
（筋反射テストをご存じない方は、ネットで検索してみてください）

これは本当に面白いぐらいハッキリ結果が出ますよ。
二人いれば簡単に確認できるのでぜひ試してみてください。


さて実際にやってみると、
4番目のリラックスした状態が一番力が出ます。

普通の感覚だと、2番目の力いっぱい頑張っている状態が、
一番力が出そうに感じます。

ところが、実際にはリラックスして
力が抜けている状態が、
もっとも簡単に力が出せるんです。

力んでいない状態、つまり、何かをやるときに
楽しんでやっているような状態の時が
一番力が発揮できます。

つまり、あなたが楽しんで何かをやっている時、
からだとしては一番力が発揮できるということなんです。

あなたがふだん楽しんでやっていることはなんでしょうか？

あなたの本当の力が発揮されるヒントがそこに隠れていますよ。