どこからやってくるのでしょうか?
この意識の出所について考えてみると、
なかなか面白いことがわかってきます。
一般的な常識では↓のような感じだと思います。
・意識は脳という機械から生ずるもの
・人間の意識や心が物理法則に影響を与えることはない
でも、これは本当なのでしょうか?
今日は、実際はそうでもないんじゃないか?
ということを試しに考えてみようと思います。
さて、仮に「意識」が「脳」から発生する現象だとしましょう。
↓のような方向性がありますよね。
[脳] → [意識]
もしこのような流れだとすると、
「意識」が「脳」に影響を与えることはないはずですよね。
「意識」は「脳」から発生したものですから。
「意識」が「脳」に影響を与えないとすると、
「脳」にとっては「意識」などはあってもなくても
どっちでもいいということになりませんか?
つまり、「意識」が無くても
問題ナッシングということです(笑)。
余談ですが、意識不明と聞くと
重体という言葉が連想されます。(^^;
それはさておき、
意識不明というのは、
外側から見て意識が無いように見える状態です。
ここで言っている意識が無いというのは、
外側から見れば意識があるように見えても
内側は違うかもしれない、
という状態のことです。
いわゆる「哲学的ゾンビ」と呼ばれるやつです。
(ここまで書いていて、
この話はなんか面倒くさいのでやめようかなと
思い始めました。(^^;)
気を取り直して書いてみますと、
「意識」が「脳」の作り出す現象だとすると、
「私の意識」は、この世界にとっては特に必要ないもの、
ということになりそうです。
意識があっても無くても、
他人から見たら同じで
機能的には何の問題も無いからです。
でも、私にとっては
「意識」は明らかに存在していますよね。
「いや、俺は哲学的ゾンビだ!」
と主張する人はいないと思われます(笑)。
じゃあ、仮に「意識」が
機能的に必要だから存在しているとしたら、
どういうことになるんでしょう?
(続く)
