スタンフォード大学でのスピーチがあります。
彼はこの中で主に3つの話をしていますが、
最初の話は「点を繋げる」というものです。
この中でジョブズは、
人生は後から振り返った時に
初めて意味が分かると言っています。
未来の視点から見た時に初めて、
人生におけるすべての時間(プロセス)の
意味が分かるということです。
現在という時点では、
全体を俯瞰する視点は持てないので、
どうしてもそうならざるをえません。
そして、ジョブズは、
「今やっていることがどこかに繋がると信じてください。」
とも言っています。
そして、それを信じることで、
たとえ他の人と違う道を歩いていても
自信を持って歩きとおすことができ、
そして、それが人生に違いをもたらす、
と言っています。
この話は、いわゆる成功者が語る教訓というように
単純に捉えない方がいいと思います。
これは、人生全体の時間を俯瞰する、
時空を超えた視点があるということを
前提にしてなければできない発言です。
彼はどこかでそのことを理解していたのだと思います。
伝説のスピーチと呼ばれるだけあって、
どこか理屈を超えた説得力を持っています。
もしまだ見たことがない方は、ぜひ見てみてくださいね。
