すみません。冗談です。
今日はコーチングが、
状況を変えるのにどうして効果的なのか、
について書いてみます。
ひと言でいうと、人は
「自分では自分のことはよくわからない」
からなのです。
じゃあ、他人から見てもらえば誰でもいいかというと
決してそんなことはありませんよね。(^^;
これはちょっと考えてみれば
誰でもわかると思います。
普通の人は常識に縛られ過ぎているために、
かえって他人の夢や目標をつぶすことを
平気でやってしまいます。
しかも本人は悪気があるどころか、
恐ろしいことに善意でやっているんです!
そうなんです。
善意なんですよ!
もしかしたら、これを読んでいる方にも
身に覚えがあるかもしれません。
実は人には「スコトーマ」と呼ばれる心理的盲点があります。
カメラのレンズのように写る範囲が限られている、
と考えていただけるとわかりやすいかもしれません。
広角レンズなら広い範囲が写りますが、
望遠レンズだと拡大はされるものの
狭い範囲しか写すことができません。
このレンズに写らない部分がスコトーマ(心理的盲点)です。
言わば、これが自分だという
枠のようなもの(自我)があって、
その枠の外側は見えないようになっています。
自分の枠でしか見られないので、
その範囲内でできるかできないかを判断してしまいます。
これは自分自身のことを振り返った時、
そして、他人から相談を受けてアドバイスをしたことがあれば、
すぐに理解していただけると思います。
もう少し詳しく見てみましょう。
心理学を学ぶとよく出てくるものに
「ジョハリの窓」というものがあります。
↓の図がそれです。

これは横軸は自分が自分を理解しているかどうか、
縦軸は他人が自分を理解しているかどうかを表しています。
こんな感じで、
他人が理解している自分の姿と
自分が理解している自分の姿は違います。
特にこの図の右側が示すように、
自分自身が理解していない自分というものもあるんですね。
自分では自分のことがよくわからないので、
他人の視点からの働きかけによって
自分自身の枠(認識の範囲)を拡げることができます。
人と会話するだけで、
新しいアイデアを思いついたりするのも
これが理由です。
ただし、適切な相手を選ばなくてはいけません。
コーチングでは、左上の「公開の窓」の面積を拡げることができます。
これが拡がるとどうなるのかというと、
気づかなかった自分の才能に気づけたり、
できないと思っていたことができると感じられるようになったり、
見えなかった実現する手段が見えてくるようになります。
それはもう不思議なぐらい変わります。
不思議と書きましたけど、
本当はちゃんと理由があります。
それはまた別の機会に。
一人で悩んでいると、
いつまで経っても堂々巡りということに陥りがちです。
こういう時は、ぜひ信頼できるコーチを利用してみてくださいね。
